Opera

オペラは、ヨーロッパの文化が400年の歳月をかけて育成し(西暦2000年は、オペラ生誕400年のメモリアルイヤーです)、その伝統を今日に受け継ぐ総合舞台芸術です。オペラが日本に紹介されたのはほぼ1世紀前でした。日本でのオペラ運動は、日本に適した様式を模索しつつ、オペラの啓蒙運動から始まり、第二次大戦後、原作に忠実な本格的オペラ上演を目指して進められました。

そこで日本のオペラに大きな影響を与えたのは、外国からのオペラ公演でした。1956年の第一次イタリアオペラ公演に始まる海外オペラ公演は、1年に1回位のペースで1985年ぐらいまで続き、その間1963年のベルリン・ドイツ・オペラ、1970年のボリショイ・オペラ、1974年のバイエルン国立歌劇場、1975年のメトロポリタン・オペラ、1979年のウィーン・フォルクスオーパとコヴェントガーデン・ロイヤルオペラ、1980年のウィーン国立歌劇場、1981年のミラノスカラ座と世界の超一流どころの引越し公演は、今も古くからのオペラファンの語り草になるほど素晴らしいもののようで、日本のオペラ界に与えた影響も大きかったと思います。

1997年日本にも常設(と本当に言い切っていいのか分かりませんが)のオペラ劇場である新国立劇場が開場し、東京ではやっとオペラが日常の営みになってきました。

このコーナーでは、そのような日本のオペラ上演史をデータに基づいてまとめてやろうという試みです。ところが、一寸まとめてみたのですが、ここ最近2〜3年は、毎日どこかで何らかのオペラ公演が行われているという感じで、全貌をまとめるのはなかなか時間がかかりそうです。Tは気長にまとめてまいりますので、お付き合いしてもいいよ、という心やさしい方は見守ってください。

あれが載っていないじゃないか、(例えば、オッフェンバックのブン大将、モーツァルトの初期のオペラ)という批判は、大いに言ってください。こちらもいろいろな資料にあたっているのですが、必ずしも全て網羅できているとは思っていませんので、よろしくお願いします。

尚、掲載基準はあまり明確ではないのですが、日本国内で上演された全曲演奏に限る(舞台上演かコンサート形式かは問わない、尚、慣習で省略されることのあるナンバーが省略したものは全曲演奏に含める)、伴奏もオリジナルに近いものに限る(ピアノ伴奏形式などは、オリジナルがピアノ伴奏でない限り原則として載せない)、の線でいきたいと思っています。まあ、見た方の意見重視でいきます。こういう公演がありました、という情報がありましたなら、管理人までどうぞ提供願います。

このページ文頭へ


オペラに行って参りました 新コーナーです。どくたーTが行ったオペラの感想をリアルタイムで書いていきます。

2000年  2000年ベスト3  2001年 

こんなオペラを上演しました 各団体からいただいたオペラの上演記録の情報をできるだけ生のままで感謝を込めて載せます。

長崎の某氏(特に名を秘す)提供 長崎のオペラ 「どくたーTの音文協奏曲」ご常連、某氏(特に名を秘す)が、自分が関わった長崎のオペラの上演状況を送って下さいました。地方オペラの一状況が示されています。


日本オペラ上演史

上演年代順

〜1985年   1986年   1987年   1988年   1989年   1990年   1991年   1992年   1993年   1994年   1995年   1996年   1997年  1998年(1〜6月)  1998年(7〜12月)   1999年(1〜6月)   1999年(7〜12月)  2000年(1〜6月)   2000年(7〜12月)  2001年  1998年から2000年にかけてのオペラシーン  

このページ文頭へ

 

作曲家索引

ヴァイル  ウェーバー  ヴェルディ  ヴォルフ・フェラーリ  オッフェンバック
ガーシュイン  カールマン  クシェネック  グノー  グルック
サティ  サン・サーンス  シェーンベルグ  J・シュトラウス  R・シュトラウス  ショスタコヴィッチ  ジョルダーノ  スッペ  ストラヴィンスキー  スメタナ
ダラピッコラ  チマローザ  チャイコフスキー  チレア  ドニゼッティ  トマ  ドビュッシー
ニコライ
パーセル  パイジェッロ  ハドリー  バルトーク  ビゼー  プッチーニ  プーランク  ブリテン  フレンニコフ  プロコフィエフ  フロトー  フンパーデインク  ベートーヴェン  ベッリーニ  ベルク  ベルリオーズ  ヘンツェ  ヘンデル  ボロディン
マスカーニ  マスネ  ミヨー  ムソルグスキー  メノッティ  モーツァルト  モンテヴェルディ
ヤナーチェク
ラヴェル  ラフマニノフ  レオンカヴァルロ  レハール  ロッシーニ  ロンバーグ
ワーグナー
青島広志  芥川也寸志  池辺晋一郎  石井歓  石桁真礼生  大栗裕  大森誠  小山清茂
三枝成章  佐藤真  芝祐久  清水脩  
高木東六  田中均  團伊玖磨
中田喜直  
林光  原嘉壽子  弘田竜太郎  別宮貞雄  
間宮芳生  黛敏郎  三木稔  三善晃  水野修孝  
山田耕作

このページ文頭へ

作品別

ヴァイル    三文オペラ   マハゴニー市の興亡

ウェーバー    魔弾の射手  アブ・ハッサン

ヴェルディ    アイーダ  イル・トロヴァトーレ  運命の力  オテロ  仮面舞踏会  ジョアンナ・ダルコ  シモン・ボッカネグラ  椿姫   ドン・カルロ  ナブッコ  ファルスタッフ   マクベス  リゴレット  ルイザ・ミラー

ヴォルフ・フェラーリ    イル・カンピェルロ   四人の頑固者

オッフェンバック    天国と地獄  ホフマン物語

オネゲル   火刑台上のジャンヌダルク  

ガーシュイン    ポーギーとベス

カールマン    チャルダーシュの女王   伯爵令嬢マリッツア

クシェネック   ジョニーよヴァイオリンをとれ

グノー    ファウスト  ロメオとジュリエット

グルック    オルフェオとエウリディーチェ

サティ   メドゥーサの罠

サン・サーンス    サムソンとダリラ

シェーンベルグ    モーゼとアーロン

ヨハン・シュトラウス    ウィーン気質  ヴェニスの一夜  こうもり  ジプシー男爵   

リヒャルト・シュトラウス    アラベラ  エレクトラ  影のない女   カプリッチオ  サロメ  ナクソス島のアリアドネ  バラの騎士  無口な女  

ショスタコーヴィッチ   鼻  ムツェンスク郡のマクベス夫人( カテリーナ・イズマイロヴァ)

ジョルダーノ    アンドレア・シェニエ   フェードラ

スッペ    ドンナ・ファニータ  ポッカチオ

ストラヴィンスキー    エディプス王   道楽者のなりゆき

スメタナ    売られた花嫁

ダラピッコラ    夜間飛行

チマローザ    宮廷楽士長   秘密の結婚

チャイコフスキー   イオランタ  エフゲニー・オネーギン   スペードの女王

チレア    アドリアーナ・ルクブルール

ドニゼッティ    愛の妙薬   アンナ・ボレーナ  ドン・パスクワーレ   ビバ!ラ・マンマ  マリア・ストゥルダ  ラ・ファヴォリータ   ルチア

ドビュッシー   ペレアスとメリザンド

トマ    ハムレット  ミニョン

ニコライ    ウィンザーの陽気な女房たち

パーセル    ディドとエネアス

パイジェッロ    セヴィリアの理髪師

ハドリー    ビアンカ

バルトーク    青ひげ公の城

ビゼー    カルメン   真珠取り  ミラクル博士

プッチーニ    三部作(外套 、修道女アンジェリカ 、ジャンニ・スキッキ )  西部の娘   蝶々夫人   トゥーランドット  トスカ   マノン・レスコー  妖精ヴィッリ  ラ・ボエーム

プーランク   カルメル会修道女の対話    ティレジアスの乳房

ブリテン    カーリュウ・リバー  小さな煙突掃除屋さん  ねじの回転  ピーター・グライムズ  放蕩息子  真夏の夜の夢   燃える炉  ルクリーシアの凌辱

フレンニコフ    かけおち

プロコフィエフ    炎の天使

フロトー    マルタ

フンパーデインク    ヘンゼルとグレーテル

ベートーヴェン    フィデリオ

ベッリーニ    カプレーティとモンテッキ  清教徒  ノルマ  夢遊病の女

ベルク    ヴォツェック   ルル

ベルリオーズ   ファウストの劫罰  ベアトリースとベネディクト

ヘンツェ    ふしぎなお芝居  若き恋人たちのエレジー

ヘンデル    ジュリアス・シーザー

ボロディン    イーゴリ公

マスカーニ    カヴァレリア・ルスティカーナ

マスネ    ウェルテル  タイース  ドン・キ・ショット  マノン

ミヨー   オルフェの不幸

ムソルグスキー    ボリス・ゴドゥノフ

メノッティ    アマールと夜の訪問者  電話   領事   霊媒

モーツァルト    イドメネオ  劇場支配人  後宮からの誘拐  コシ・ファン・トゥッテ  ドン・ジョヴァンニ  フィガロの結婚   魔笛

モンテヴェルディ    オルフェオ

ヤナーチェク    カーチャ・カバノヴァ   消えた男のメモランダム  利口な雌狐の物語

ラヴェル    スペインの時

ラフマニノフ    アレコ

レオンカヴァルロ    道化師

レハール    微笑みの国  メリー・ウィドウ

ロッシーニ   オテロ  オリー伯爵  ギヨーム・テル  婚約手形  幸福な錯覚  セヴィリアの理髪師   チェネレントーラ   なりゆき泥棒  ランスへの旅

ロンバーグ    学生王子

ワーグナー    恋愛禁制  さまよえるオランダ人  タンホイザー  トリスタンとイゾルデ  ニーベルングの指輪(ラインの黄金 ワルキューレ ジークフリート  神々の黄昏)   ニュルンベルグのマイスタージンガー  パルジファイル   ローエングリーン

このページ文頭へ

日本人作曲家の作品

青島広志   黄金の国  黒蜥蜴

芥川也寸志    ヒロシマのオルフェ

池辺晋一郎    死神   耳なし芳市

石井 歓    役の行者   袈裟と盛遠   カントミ

石桁真礼生    河童譚   卒塔婆小町   魚服記   コシャマイン記   駆け込み   喪服

大栗 裕    赤い陣羽織

大森 誠   海の駅  じゅうにつき

小山清茂    さんしょう太夫   こんにゃく問答

三枝成章    竜恋譜   

佐藤 真    ツレップ   雪女風土記

芝 祐久    白狐の湯   マンドリンを弾く男

清水 脩    修善寺物語   炭焼き姫   セロ弾きのゴーシュ   俊寛   婿選び   大仏開眼   生田川   吉四六昇天

高木東六    春香

田中 均    虎月伝

團伊玖磨    夕鶴   楊貴妃   聴耳頭巾   ひかりごけ   ちゃんちき   TAKERU

中田喜直   木の匙

林  光    裸の王様   あまんじゃくとうりこひめ   絵姿女房   おんなごろしあぶらの地獄   おこんじょうるり   浮かれのひょう六機織歌   鶴富   白墨の輪   べっかんこ鬼   セロ弾きのゴーシュ   十二夜  赤電車

原嘉壽子    シャーロックホームズの事件簿-告白   祝い歌が流れる夜に   瀧廉太郎  智恵子抄   舌を噛み切った女-すて姫   よさこい節   脳死を越えて

弘田竜太郎    西浦の神

別宮貞雄    三人の女達の物語   有間皇子   葵上

間宮芳生    昔噺人買太郎兵衛   鳴神   おばあさんと酒   ニホンザル・スキトオリメ   墨面延年   夜長姫と耳男

黛 敏郎    金閣寺

三木 稔    めん鳥亭   春琴抄   あだ   うたよみざる   じょうるり

三善 晃   支倉常長「遠い帆」

水野修孝    天守物語

山田耕作    黒船

このページ文頭へ

音楽の部屋TOPへ戻る

文芸の部屋TOPへ

Homeへ

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送