日本人オペラ指揮者(う−お)
上垣 聡(うえがき さとし、1964-)
1964年愛知県生まれ。12歳でトロンボーンを始める。名古屋市立菊里高校音楽科から東京芸術大学に進学。伊藤清、永浜幸雄、アロイス・バンブーラにトロンボーンを師事。また在学中より指揮を始め、秋山和慶に師事する。1986年旧東ドイツのベルリン大学に留学。指揮を専攻する。ロイフ・ロイター、ハインツ・レーグナー、クルト・マズアに師事。また同年10月にベルリン・コミッシュ・オーバーとバストロンボーン奏者として契約、2年間在籍する。1987年第28回インターナショナル・ミュージックセンター(ワイマール)に参加。クルト・ザンデルリンクのもとで学び、同セミナー入賞者修了演奏会でイエナ・フィルハーモニーを指揮。その後、各地でオーケストラを指揮する。1988年帰国後、日本で指揮活動を開始し、オペレッタ、ミュージカル、オーケストラの指揮を行っている。1994年、東京国際音楽コンクール(指揮部門)で入選。
上垣聡の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1997/5/17-18 | 新宿文化センター | 日本オペレッタ協会 | シュトルツ | 春のパレード | 日本語上演 | 日本オペレッタ協会管弦楽団 | 日本オペレッタ協会合唱団 | 寺崎裕則 |
1999/10/1-3 | 北とぴあ・さくらホール | 日本オペレッタ協会 | レハール | ルクセンブルク伯爵 | 日本語上演 | 日本オペレッタ管弦楽団 | 寺崎裕則 | |
2001/3/10-11 | 秩父宮記念市民会館 | サリヴァン | ミカド | 日本語上演 | チチブ・ミカドシンフォニー | チチブ・シティーシンガーズ | 藤代暁子 | |
2002/5/25-26 | 新国立劇場中劇場 | 日本オペレッタ協会 | ツェラー | 小鳥売り | 日本語上演 | 日本オペレッタ管弦楽団 | 日本オペレッタ協会合唱団 | 寺崎裕則 |
上野正博(うえの まさひろ、1966-)
1966年、神奈川県生まれ。5歳よりピアノ・ソルフェージュを始め、高校時代より指揮を松尾葉子に師事。1990年東京芸術大学指揮科卒業。93年同大学院修了。指揮を故・山田一雄、松尾葉子、和声法を尾高惇忠、ピアノを勝谷寿子、オーボエを小畑善明に師事。群馬交響楽団、広島交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団等に客演し、また、二期会オペラ、日生劇場、東京フィル・オペラコンチェルタンテ・シリーズ、NHK・ニューイヤーコンサート、新国立劇場の副指揮者、合唱指揮者としても活動。若杉弘、大野和士、A.グァダーニョのアシスタントを務める。94年東京国際音楽コンクール・指揮部門入選。96年国際ロータリー財団親善奨学生として、ベルリン芸術大学に留学。C.A.ビュンテに師事。その後ベルリン・ドイツ・オペラの指揮研究員として、音楽監督・Ch.ティーレマンの下で研鑚を重ねる。97年第5回アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールにてセミ・ファイナリスト、98年ディミトリー・ミトロプーロス国際指揮者コンクールにて、日本人として初の最高位(1位なしの2位)入賞を果たし、併せて「ミトロプーロス・ゴールドダル」を授与される。
上野正博の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 場所 主催者 作曲 作品名 演奏形式 オーケストラ 合唱団 演出 1996/3/23-24 湘南台文化センター市民シアター 湘南台シアターオペラ メノッティ 霊媒 湘南コール・グリューン 岩田達士 1999/1/9-10 新潟市民芸術文化会館シアター モーツァルト ドン・ジョヴァンニ 新潟室内合奏団 ドン・ジョヴァンニ合唱団 工藤智昭
梅田俊明(うめだ としあき、1961〜)
東京に生まれる。5歳よりピアノを始め、井上直幸、新井精氏等に学ぶ。 1984年桐朋学園大学音楽学部を卒業。86年同研究科を修了。指揮を小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、コントラバスを小野崎充、ピアノと室内楽を三善晃に師事する。83、84年には来日中のジャン・フルネの指導を受けた。また在学中よりNHK交響楽団のピアノ、チェレスタ奏者としてエキストラ出演し、同楽団の推薦で86年よりウィーン国立音楽大学指揮科に留学、オトマール・スイトナーに師事した。帰国後、89年12月より92年4月まで大阪センチュリー交響楽団指揮者。 90年4月より仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮者、2000年4月より常任指揮者。その間、92年4月より96年3月まで神奈川フィルハーモニー管弦楽団の指揮者を勤めた。 客演としては、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団を始め、国内主要オーケストラとの共演を行っている。 2001年に開催された、第1回仙台国際コンクール(ヴァイオリン、ピアノの2部門で開催)では、多数の協奏曲を指揮し、出場者、聴衆、国内外の審査員から絶賛を博した。 国内だけではなく、96年1月には南西ドイツ・フィルハーモニーとスロヴァキア・フィルハーモニーの定期演奏会に出演している。
梅田俊明の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 場所 主催者 作曲 作品名 演奏形式 オーケストラ 合唱団 演出 1990/12/9、12 八尾市文化会館 大阪府民劇場 モーツァルト 魔笛 大阪センチュリー交響楽団 関西歌劇団合唱団 1994/3/5-6 尼崎アルカイックホール 相愛大学 モーツァルト フィガロの結婚 相愛大学管弦楽団 相愛大学合唱団 平尾力哉 1998/3/7-8 尼崎アルカイックホール 相愛大学 モーツァルト 魔笛 相愛大学オーケストラ 相愛大学合唱団 平尾力哉 2002/3/9-10 尼崎アルカイックホール 相愛大学オペラ公演 モーツァルト フィガロの結婚 相愛大学オーケストラ 相愛大学合唱団 平尾力哉
江上孝則(えがみ たかのり、)
東京学芸大学教育学部音楽学科作曲専攻卒業。東京藝術大学音楽学部指揮科卒業、同大学院修了。ソルフェージュを佐藤幹一、作曲を住谷智、佐藤眞、指揮を伊藤栄一、マルティン・メルツァー、ピアノを塚原晴美、ヴィオラを故浅妻文樹に師事。オペラに特に強い関心を持ち、大学在学中より、(財)二期会オペラ振興会、及び(財)日本オペラ振興会において、副指揮者、正指揮者として数多くの作品を手がけてきた。また、サイトウキネンオーケストラ松本フェスティバル、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト等で、アシスタントを務める。
1991年より文化庁在外派遣研修員として、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場にてリッカルド・ムーティ、カルロ・マリア・ジュリーニのもとで研鑚を積む。1995年には「終戦50年平和祈願ミサ」(バチカン・聖ピエトロ寺院)においてモーツァルトのレクイエムを指揮。この様子はイタリア全土に生中継された。これまで新日本フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、九州交響楽団、群馬交響楽団、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉、N響団友オーケストラ、東京フィルハーモニー交響楽団、二期会合唱団、東京オペラシンガーズ等を指揮。二期会合唱団指導者として、NHK交響楽団定期演奏会でウラジミール・アシュケナージ、シャルル・デュトワと共演している。現在(財)日本オペラ振興会オペラ歌手育成部講師。
江上孝則の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1997/10/25 | 札幌コンサートホールKitara | 北海道二期会 | プッチーニ | ラ・ボエーム | 演奏会形式 | 札幌交響楽団 | 北海道二期会合唱団 | |
2002/9/23-24 | 出雲市民会館 | 文化庁舞台芸術体験事業/藤原歌劇団 | ドニゼッティ | 愛の妙薬 | 字幕付原語上演 | 東京ニューフィルハーモニー管弦楽団 | 藤原歌劇団合唱部 | 粟國淳 |
2002/9/27 | とぎつカナリーホール(長崎市) | 文化庁舞台芸術体験事業/藤原歌劇団 | ドニゼッティ | 愛の妙薬 | 字幕付原語上演 | 東京ニューフィルハーモニー管弦楽団 | 藤原歌劇団合唱部 | 粟國淳 |
2002/9/29 | 荒尾総合文化センター | 文化庁舞台芸術体験事業/藤原歌劇団 | ドニゼッティ | 愛の妙薬 | 字幕付原語上演 | 東京ニューフィルハーモニー管弦楽団 | 藤原歌劇団合唱部 | 粟國淳 |
2002/12/14-15 | 山梨県立県民文化ホール | 山梨県民オペラ | ビゼー | カルメン | 山梨交響楽団 | 山梨県民オペラ合唱団/明野少年少女合唱団 | 十川稔 |
江原 功(えはら いさお、)
1983年、桐朋学園大学入学。指揮を秋山和慶、小澤征爾、堤俊作に、室内楽を故パスカル ロジェ、カール ライスターに、管楽器のオーケストラ奏法を中川良平に師事。1987年同大学音楽学部卒業。1989年、同大学研究科終了後、三好 晃、徳永二男両氏の推薦でNHK交響楽団の見学生になる。同年11月、入野義朗を記念した現代音楽のコンサートで、ブーレーズにより創設されたIRCAM所属の作曲家コート・リッピの作品の初演を指揮。1990年10月、ニューヨーク・シティ・バレエ団のメンバーによる日本公演を指揮してバレエ界へデビュー。その後山本禮子バレエ団、貞松・浜田バレエ団、ユニークバレエシアター、野間バレエ団公演を指揮。1993年よりユニークバレエシアターの音楽監督。現在、演奏活動のほかに入野義朗により創設されたJML音楽事務所で指揮講座を受け持つ。
江原功の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 場所 主催者 作曲 作品名 演奏形式 オーケストラ 合唱団 演出 2002/12/21-23 帯広市市民文化ホール 帯広市民オペラ モーツァルト 魔笛 帯広交響楽団 帯広市民オペラ合唱団 直井研二
円光寺雅彦(えんこうじ まさひこ、1954-)
1954年東京生まれ。桐朋学園大学指揮科卒業。指揮を斉藤秀雄、ピアノを井口愛子に師事。1980年ウィーン国立音楽大学に留学し、オトマール・スウィトナーに師事する。 1981年9月帰国後、東京フィルハーモニー交響楽団副指揮者、86年91年3月までより同交響楽団指揮者。 89年より99年3月まで、仙台フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者として、オーケストラの飛躍的な発展に貢献した。「東京特別公演」ライブをはじめ、同コンビの演奏は多数CD化されている。98年5月より、2001年4月まで札幌交響楽団正指揮者。 2000年3月には、サントリーホールにて東京公演を指揮した。 他に、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団をはじめ、日本の各オケに客演し、海外へはプラハ交響楽団、BBCウェールズ交響楽団、ベンゲル・フィル、フランス・ブルターニュ管弦楽団等に客演している。
円光寺雅彦の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1991/7/18-21 | パナソニック・グローヴ座 | モーツァルト劇場 | モーツァルト | 後宮からの逃走 | 日本語上演 | 仙台フィルハーモニー管弦楽団 | モーツァルト劇場合唱団 | 佐藤信 |
1992/7/9-10 | 仙台市青年文化センター | オペラ・ネットワーク仙台 | モーツァルト | フィガロの結婚 | 日本語上演 | 仙台フィルハーモニー管弦楽団 | 仙台オペラ協会合唱団 | デボラ・ディスノー |
1992/7/16-19 | パナソニック・グローヴ座 | モーツァルト劇場 | モーツァルト | フィガロの結婚 | 日本語上演 | 仙台フィルハーモニー管弦楽団 | モーツァルト劇場合唱団/仙台オペラ協会合唱団 | デボラ・ディスノー |
1993/3/19-20 | 札幌市教育文化会館 | モーツァルト劇場 | モーツァルト | フィガロの結婚 | 日本語公演 | 札幌交響楽団 | モーツァルト劇場合唱団 | デボラ・ディスノー |
1993/7/9 | パナソニック・グローヴ座 | モーツァルト劇場 | モーツァルト | ドン・ジョヴァンニ | 日本語上演 | 仙台フィルハーモニー管弦楽団 | モーツァルト劇場合唱団 | ウルツ |
1993/7/10-12 | パナソニック・グローヴ座 | モーツァルト劇場 | モーツァルト | ドン・ジョヴァンニ | 日本語上演 | 仙台フィルハーモニー管弦楽団 | モーツァルト劇場合唱団 | ウルツ |
1997/9/26、28、29 | 新宿文化センター | 東京二期会 | レハール | メリー・ウィドゥ | 日本語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | 二期会合唱団 | 栗山昌良 |
大井剛史(おおい たけし、1974-)
東京都生まれ、栃木県育ち。5歳からピアノを、12歳から打楽器を、14歳からフルートを始める。これまでに、ピアノを小林功、打楽器を山口多嘉子、フルートを岩原篤男に師事。また17歳より指揮法を松尾葉子に師事。1993年東京芸術大学音楽学部指揮科に入学、1996年、学内にて安宅賞受賞。 1997年4月、同大学の各科成績最優秀者6名による「新卒業生紹介演奏会」に出演、東京芸術劇場において同大学管弦楽研究部を指揮、プロコフィエフの組曲「ロメオとジュリエット」抜粋を演奏した。1999年同大学大学院音楽研究科を修了。2000年秋より仙台フィルハーモニー・専属指揮者。これまで小田原フィルハーモニー交響楽団、湘南弦楽合奏団、同志社交響楽団、一橋大学管弦楽団、筑波大学管弦楽団、乗泉寺吹奏楽団、東京工業大学シュヴァルベンコールなど多くのアマチュア・オーケストラ、吹奏楽団、合唱団を指揮・指導している。その他オペラの分野では、二期会、東京室内歌劇場、横浜シティ・オペラ等で合唱指揮・副指揮を務める。
大井剛史の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 場所 主催者 作曲 作品名 演奏形式 オーケストラ 合唱団 演出 2002/7/13-14 新国立劇場(中) モーツァルト劇場 ドビュッシー ペレアスとメリザンド 日本語上演 アンサンブルofトウキョウ モーツァルト劇場合唱団 鵜山仁 2002/9/7-8 東京文化会館(小) モーツァルト劇場 プーランク ティレジアスの乳房 日本語上演 服部容子pf モーツァルト劇場合唱団 鵜山仁
大浦智弘(おおうら ともひろ、)
東京学芸大学、同大学院修了。新国立劇場、日本オペレッタ協会、東京オペラプロデュース、新宿区民オペラなど数々の団体でオペラ、オペレッタ、オーケストラ、コーラスなどの副指揮を務める。
大浦智弘の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 場所 主催者 作曲 作品名 演奏形式 オーケストラ 合唱団 演出 2000/5/10-11 東京文化会館(小) グレース・ファイブ・オフィス プッチーニ ラ・ボエーム 原語 池上誓一
大勝秀也(おおかつ しゅうや、1961-)
東京都生まれ。城北高校グリークラブを経て、東京音楽大学指揮科を卒業。指揮を金子登、前田幸一郎、汐澤安彦に、また、作曲を、南弘明、有馬礼子、ピアノを米谷治郎に師事。日本オペラ協会で下働き7年の後、88年渡独、ボン・オペラ劇場の無給研究生となり、音楽監督デニス・ラッセル・ディヴィスに師事。 89年に「アイーダ」の指揮でデビュー。91年からゲルゼンキルヒェン市歌劇場第一指揮者、94/95年のシーズンにはボン・オペラ劇場の第一指揮者に就任。その間、世界的な歌手との共演、コンサート活動を行い、ヨーロッパ各地のオーケストラに数多く客演した。96年から2001年までスウェーデン第3の都市マルメ市の歌劇場音楽監督。日本国内の本格的デビューは1997年。新星日本交響楽団、群馬交響楽団、京都市響、大阪フィル、新日本フィルなどを指揮。1998年二期会「フィガロの結婚」で日本でのオペラ・デビュー。1999年6月NHK交響楽団定期公演登場。
大勝秀也の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1998/7/31-8/3 | 新国立劇場オペラ劇場 | 東京二期会 | モーツァルト | フィガロの結婚 | 字幕付原語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | 二期会合唱団 | ウバルド・ガルディーニ |
2001/11/24-25 | アルカイックホール | 関西二期会 | ドニゼッティ | ランメルモールのルチア | 字幕付原語上演 | 大阪センチュリー交響楽団 | 関西二期会合唱団 | 松本重孝 |
2002/11/15,17 | 日生劇場 | 日本人作曲家オペラシリーズ3 | 久保摩耶子 | 羅生門 | 日本語上演・日本初演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | 東京オペラシンガーズ | 加藤直 |
大久保眞(おおくぼ まこと、)
大島義彰(おおしま よしあき、)
東京芸術大学指揮科卒業。同大学院修了。その後、フランス政府給費留学生として、パリ国立高等音楽院指揮科に学ぶ。指揮を佐藤功太郎、松尾葉子、遠藤雅古、ジャン=セバスティアン・ペローのに師事。芸大在学中より指揮者として活動を始め、二期会オペラに於いて副指揮者、合唱指揮者として多くの公演に参加する。1990年、二期会オペラ「こうもり」(J.シュトラウス)にてオペラデビュー。フランス大使館後援による、モノオペラ「人間の声」(F・プーランク作曲)をマニラ、ジャカルタ、香港、日本各地にて演奏。オペラ「エトワール」、「教育不行き届き」(E・シャブリエ作曲)、「シブレット」(H・アーン作曲)を指揮する等(すべて日本初演)、フランス音楽のスペシャリストとしての評価を受けている。また、声楽の伴奏ピアニストとしての活動も多い。平成八年度文化庁国内研修員。
大島義彰の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1996/11/9 | 所沢ミューズ・マーキーホール | ブライハイト交響楽団 | フンパーディンク | ヘンゼルとグレーテル | フライハイト交響楽団 | 前川久仁子 | ||
1997/3/29-30 | 朝霞市コミュニティセンター | 朝霞オペラ振興会 | モーツァルト | コシ・ファン・トゥッテ | 日本語上演 | 直井研二 | ||
1997/12/7 | 練馬文化センター | ブライハイト交響楽団 | ビゼー | カルメン | 演奏会形式・原語上演 | ブライハイト交響楽団 | ゆりがおか児童合唱団 | |
1997/12/14 | 山形県民会館 | 山形県民オペラ | ビゼー | カルメン | 山形交響楽団 | 山形木曜会合唱団・他 | 国松真知子 | |
1999/10/31 | 練馬文化センター | インターミューズ | マスネ | ウェルテル | 字幕付原語上演 | フライハルト交響楽団 | ゆりがおか児童合唱団 | 国松真知子 |
2001/12/1-2 | こまばエミナース | LIP | ビゼー | カルメン | 字幕付原語上演 | コラール・リリカ/リリカ少年少女合唱団 | 沢麗奈 | |
2002/3/2-3 | 埼玉会館 | 埼玉オペラ協会 | オッフェンバック | 天国と地獄 | 東京芸術大学学生有志オーケストラ | 埼玉オペラ協会合唱団 | 飯村孝夫 | |
2003/3/14-16 | テアトルフォンテ | 市民参加オペラ | ビゼー | カルメン | 日本語上演 | 国松真知子 |
大島弥州夫(おおしま やすお、1979-)
大阪府出身。13歳よりオーボエを始める。橋本徹雄、林哲也に師事。大阪音楽大学を首席卒業後、2003年、同大学院音楽研究科修了。東京読売新人演奏会、東京・大阪でのヤマハ新人演奏会に出演。第37回なにわ芸術祭新人賞受賞。大学在学中、飯森範親指揮・オペラハウス管弦楽団とモーツァルト・オーボエ協奏曲を共演。選抜学生によるリサイタル等、多数の演奏会に出演。又、演奏会形式ミュージカル「レ・ミゼラブル」において編曲・オーケストラ指揮を担当し、その後関西各地で再演。日本クラシック音楽コンクール全国大会入選。第14回宝塚ベガ音楽コンクール入選。
大島弥州夫の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 |
2000/3/30 | 神戸新聞松方ホール | 神戸コンサート協会 | クロード=ミッシェル・ショーンベルグ | レ・ミゼラブル | 演奏会形式 | 大阪音大レ・ミゼラブルオーケストラ | 大阪音大レ・ミゼラブルコーラス |
大谷正人(おおたに まさと、1951-)
三重県出身。1970年三重県立伊勢高等学校卒業。同年、慶応義塾大学医学部に入学するが音楽家をめざし中途退学。1975年東京芸術大学音楽学部楽理科卒業。指揮を小泉和裕、山田一雄、音楽学を野村良雄、チェロを青木十朗、河野文昭さんに師事。1981年三重大学医学部卒業、卒業と同時に伊勢シティ・フィルハーモニック管弦楽団(現在、伊勢管弦楽団)を音楽仲間と共に創設し、現在に至るまで同楽団の音楽監督・常任指揮者をつとめる。1983‐1984年Max Planck精神医学研究所(ドイツ)に留学。1986年三重大学医学部付属病院精神神経科助手。1991年三重大学教育学部助教授。1999年三重大学教育学部教授。三重大学では、教育学部にて「障害児の病理」、「精神医学概論」などの授業を担当するとともに、医学部附属病院にて、摂食障害をはじめとする思春期・青年期の精神疾患の診療にも携わっている。
大谷正人の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
2002/10/26-27 | 伊勢市観光文化会館 | みえ県民文化祭オペラ部門公演 | モーツァルト | 魔笛 | 日本語公演 | 伊勢管弦楽団 | 合唱団うたおに/鳥羽市民コーラスはまおぎ/伊勢魔笛合唱団 | 直井研二 |
大友直人(おおとも なおと、1958-)
1958年東京に生まれ。桐朋学園大学卒業。指揮を小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、岡部守弘に師事。タングルウッド音楽祭に於いて、プレヴィン、バーンスタイン、マルケヴィッチからも指導を受ける。桐朋学園大学在学中の1979年NHK交響楽団の指揮研究員となり、22才で同楽団堆薦によりNHK交響楽団を指揮してデビュー。ほぼ同時期に東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フイルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団等に次々に客演。以来今日まで9つの在京オーケストラをはじめ各地のオーケストラの定期演奏会に常時出演している。NHK交響楽団に5年間籍を置いたあとは、日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者(1986-88)と、大阪フィルハーモニー交響楽団指揮者(1986-89)を兼任。その後1991年より東京交響楽団正指揮者(2004年シーズンより、常任指揮者就任予定)、さらに1994年から京都市交響楽団首席指揮者、2001年より常任指揮者。この間1986年大阪フィルハーモニー交響楽団とのヨーロッパツアー、1992年東京交響楽団との東南アジアツアー、1994年ポルトガル公演、1996年ヨーロッパツアーにも帯同した。また、2001年フィルハーモニア管弦楽団の日本ツアーでも同オーケストラを指揮した。海外での客演は、コロラド交響楽団、インディアナポリス交響楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団など。1992年、三枝成彰(作曲家)とともに「ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ」旗揚げした。一方、1988年、日生劇場における「魔弾の射手」でのオペラデビユー以来、「オルフェオとエウリディーチェ」「リゴレット」「魔笛」等のオペラを演奏した。1997年に初演された三枝成彰オペラ「忠臣蔵」では初演以来再演、再再演の指揮を担当した。これまでに数多くのソリストと共演しているが、その中にはヴァイオリンのG.シャハム、A.デュメイ、F.P.ツィンマーマン、J.ベル、J-J.カントロフ、S.ミンツ、ヴィオラのG.コセー、Y.バシュメット、チェロのM.ブルネロ、D.ゲリンガス、ピアノのL.ルプー、A.ワッツ、B-L.ゲルバー、I.モラヴェッツ、J-Y.ティボーデ、C.カツァリス、J-F.コラール、C.オルティーズ、H.グリモーらが含まれ、ホセ・カレーラスのサポートも行った。レパートリーは幅広く古典から現代音楽に及ぶ。20歳の時の初レコーディング以来数多くのCDがリリースされている。2000年、渡邉暁雄音楽基金音楽賞受賞。
大友直人の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1990/11/23-25 | 日生劇場 | ニッセイ・オペラ・シリーズ | グルック | オルフェオとエウリディーチェ | 日本語上演 | 新星日本交響楽団 | 二期会合唱団 | 鈴木敬介 |
1993/4/28-29 | 愛知県芸術劇場 | 愛知県文化振興事業団第一回公演 | モーツァルト | 魔笛 | 日本語上演 | 名古屋フィルハーモニー交響楽団 | 東京オペラシンガーズ | 鈴木敬介 |
1994/6/25-27 | 尼崎アルカイックホール、京都会館第一ホール | 関西二期会 | モーツァルト | 魔笛 | 京都市交響楽団 | 関西二期会合唱団 | 鈴木敬介 | |
1994/9/7 | サントリーホール | オラトリオ「ヤマトタケル」改訂初演 | 三枝成彰 | ヤマトタケル | 演奏会形式 | 東京交響楽団 | 晋友会合唱団 | 鈴木敬介 |
1997/5/14-17 | 東京文化会館 | 三枝成彰 | 忠臣蔵 | 初演 | 東京交響楽団 | 東京オペラシンガーズ/二期会合唱団 | ウェルナー・ヘリツォーク | |
1997/11/20-21 | 日生劇場 | 日生オペラシリーズ | モーツァルト | 魔笛 | 日本語上演 | ニッセイ・モーツァルト・オーケストラ | 東京オペラシンガーズ | 鈴木敬介 |
2000/5/5-6 | 愛知県芸術劇場 | 東海テレビ | 三枝成彰 | 忠臣蔵(改訂版) | 日本語 | 東京交響楽団 | ウェルナー・ヘルツォーク | |
2001/10/27 | サントリーホール | 東京交響楽団 | 黛敏郎 | 古事記 | 字幕付ドイツ語上演 | 東京交響楽団 | 実相寺昭雄 | |
2002/6/15 | ホワイト・キューブ | 白石市文化体育振興財団 | プッチーニ | ラ・ボエーム | 演奏会形式/原語上演 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | 白石キューブ合唱団 | |
2002/1/25-27 | 新国立劇場オペラ劇場 | 新国立劇場 | 三枝成彰 | 忠臣蔵 | 字幕付日本語上演 | 東京交響楽団 | 新国立劇場合唱団/二期会合唱団 | 平尾力哉 |
大野和士(おおの かずし、1960-)
東京生まれ。東京藝術大学卒業・大学院終了。指揮を遠藤雅古に師事。 1982年東京国際指揮者コンクール第2位。1984年、東京都交響楽団を指揮してデビュー。1986年ブタペスト指揮者コンクール第4位。1986年9月よりバイエルン州立歌劇場にてヴォルフガング・サヴァリッシュ、ジュセッペ・パタネーに師事。 1987年には第3回アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクール第1位を受賞。1988年より ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団 の常任指揮者に就任、 1990年から1996年まで同楽団音楽監督・首席指揮者を務めた。 1992年にはザグレブ・フィルを率いて日本ツァーを行った。 日本のポストは、 東京都交響楽団の指揮者(1990年〜1992年)、 東京フィルハーモニー交響楽団 の常任指揮者(1992年〜1999年3月)に就任。アーティスティック・アドヴァイザーを経て、 2001年4月より桂冠指揮者。 1994年には東京フィルを率いてドイツ、イギリスツアーを行った。東フィル常任指揮者時代に「オペラ・コンチャルタンテ・シリーズ」をプロデュースし、「音楽が先か言葉が先か」(サリエリ)、「フィレンツェの悲劇」(ツェムリンスキー)、ヒンデミットの三部作、「炎の天使」(プロコフィエフ)、「ムツェンスク郡のマクベス夫人」(ショスタコーヴィチ)、「はるかなる響き」(シュレーカー)など、日本では取り上げられる機会が少ない作品を一貫して取り上げ、ヒンデミット三部作は1995年文化庁芸術祭賞大賞を受賞した。1996年から2002年までバーデン州立歌劇場 (ドイツ、カールスルーエ)音楽総監督を務め、ニーベルングの指輪四部作を、日本人指揮者として初めて通しで指揮するなど、ほとんどのワーグナー作品を指揮した。2002年8月よりベルギー王立歌劇場 (ブリュッセル、通称モネ劇場)の音楽監督に就任。アメリカデビューは、1999年 ボストン交響楽団 定期公演。これまでこれまでに、 ハンブルク北ドイツ放送交響楽団(NDR)、 フランクフルト放送交響楽団、 ベルリン・コーミッシェ・オーパー管弦楽団、 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、 スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団、 BBC交響楽団、 BBCフィルハーモニー管弦楽団(マンチェスター)、 アルスター管弦楽団、 スコティッシュ室内管弦楽団、 ボーンマス交響楽団、 シアトル交響楽団、 フィンランド放送交響楽団、 イエーテボリ交響楽団、 ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、 デンマーク放送交響楽団、 リヨン管弦楽団、 ボルドー管弦楽団、 フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、 トゥールーズ市管弦楽団、 リール管弦楽団、 マレーシア・フィル などへ客演している。 受賞歴は、上記の他、1989年度松村賞、1992年度文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、1993年第1回渡邉暁雄音楽基金音楽賞、1997年第7回出光音楽大賞、1999年クロアチア共和国文化勲章、2002年第1回斎藤秀雄メモリアル基金賞がある。
大野和士の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1989/3/12 | 神奈川県民ホール | 二期会 | ビゼー | カルメン | 日本語公演 | 東京交響楽団 | ||
1989/12/9-13 | オーチャード・ホール | Bunkamuraオペラ劇場 | モーツァルト | 魔笛 | 字幕付き原語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | 佐藤信/周仲春 | |
1990/1/14 | 新宿文化センター | 新宿文化振興会 | ヴェルディ | 椿姫 | 東京都交響楽団 | 二期会合唱団 | ||
1990/2/24-26 | 東京文化会館 | 東京二期会オペラ劇場 | プッチーニ | 蝶々夫人 | 字幕無し原語上演 | 新星日本交響楽団 | 二期会合唱団 | 三谷礼二 |
1990/11/23-25 | 尼崎アルカイックホール | 関西二期会 | ヴェルディ | リゴレット | 字幕付原語上演 | 京都市交響楽団 | 関西二期会合唱団 | 西澤敬一 |
1991/11/16-17 | 神奈川県民ホール | 神奈川オペラフェスティバル | モーツァルト | フィガロの結婚 | 日本語上演 | 神奈川オペラフェスティバル管弦楽団 | 横浜シティオペラ合唱団 | 中村敬一 |
1992/1/12 | 新宿文化ホール | 新宿文化振興会 | ヴェルディ | リゴレット | 21世紀オーケストラ | 二期会合唱団 | 西澤敬一 | |
1992/5/6-8 | 東京文化会館 | 東京二期会 | プッチーニ | ラ・ボエーム | 字幕付原語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | 二期会合唱団 | 栗山昌良 |
1992/5/11 | オーチャードホール | 東フィルオペラコンチェルタンテシリーズ第1回 | バーンスタイン | ウェストサイドストーリー | 字幕付原語上演/演奏会形式 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | 二期会合唱団 | |
1992/9/18 | オーチャードホール | 東フィル・オペラコンチェルタンテシリーズ第2回 | サリエリ | 音楽が第一、言葉は次に | 字幕付原語上演 | 東京フィルハーモニー管弦楽団 | 大野和士 | |
1992/9/18 | オーチャードホール | 東フィル・オペラコンチェルタンテシリーズ第2回 | ツェムリンスキー | フィレンツェの悲劇 | 字幕付原語上演 | 東京フィルハーモニー管弦楽団 | 大野和士 | |
1993/3/9、12 | オーチャード・ホール | 東京フィルハーモニー交響楽団オペラコンチェルタンテシリーズ | ベルリーニ | ノルマ | 演奏会形式/字幕付原語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | 東京オペラシンガーズ | |
1993/6/9 | オーチャードホール | 東フィル・オペラコンチェルタンテ・シリーズ | プロコフィエフ | 炎の天使 | 日本語上演/演奏会形式 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | 東京オペラシンガーズ | |
1993/7/19-21 | 東京文化会館 | 東京二期会 | ワーグナー | ラインの黄金 | 字幕付原語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | 西澤敬一 | |
1994/6/14 | オーチャードホール | 東フィル・オペラコンチェルタンテ・シリーズ | チレア | アドリアーナ・ルクブルール | 字幕付原語上演/演奏会形式 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | 東京オペラシンガーズ | |
1994/7/8,10 | 愛知県芸術劇場 | 愛知県文化振興事業団 | モーツァルト | ドン・ジョヴァンニ | 字幕付原語上演 | 名古屋フィルハーモニー交響楽団 | ||
1994/11/26 | オーチャードホール | 東フィル・オペラコンチェルタンテシリーズ第9回 | ショスタコ−ヴィチ | ムツェンスク郡のマクベス夫人 | 字幕付原語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | 東京オペラシンガーズ | |
1995/5/23 | オーチャードホール | 東京フィルハーモニー交響楽団 | プッチーニ | トゥーランドット | 字幕付原語上演/演奏会形式 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | クロスロード・シンフォニック・クワイア/すみだ少年少女合唱団 | |
1995/10/31 | オーチャードホール | 東フィル・オペラコンチェルタンテシリーズ | ヒンデミット | ヌシュ・ヌシ | 演奏会形式・字幕つき原語上演/日本初演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | ||
1995/10/31 | オーチャードホール | 東フィル・オペラコンチェルタンテシリーズ | ヒンデミット | 殺人者・女達の希望 | 演奏会形式・字幕つき原語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | ||
1995/10/31 | オーチャードホール | 東フィル・オペラコンチェルタンテシリーズ | ヒンデミット | 聖スザンナ | 演奏会形式・字幕つき原語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | ||
1996/5/23,6/5,7,9 | 愛知県芸術劇場、東京文化会館 | ハンブルグ国立歌劇場日本公演 | ヴェルディ | リゴレット | 字幕付原語上演 | ハンブルグ国立歌劇場管弦楽団 | ハンブルグ国立歌劇場合唱団 | アンドレアス・ホモキ |
1996/7/21、27,28 | 東京文化会館 | 東京二期会 | ワーグナー | ワルキューレ | 字幕付原語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | 西澤敬一 | |
1997/1/15-17 | オーチャードホール | 藤原歌劇団 | ヴェルディ | 椿姫 | 字幕付原語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | 藤原歌劇団合唱部 | 松本重孝 |
1999/2/16 | オーチャード・ホール | 東フィル・オペラコンチェルタンテシリーズ第17回 | リヒャルト・シュトラウス | 無口な女 | 字幕付原語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | 東京オペラシンガーズ | |
2000/1/27 | オーチャード・ホール | 東フィル・オペラコンチェルタンテシリーズ | シュレーカー | はるかなる響き | コンサート形式・字幕付原語上演 | 東京フィルハーモニー管弦楽団 | 東京オペラシンガーズ | |
1998/5/6,8,9,10,12,13,14 | 新国立劇場オペラ劇場 | 新国立劇場 | モーツァルト | 魔笛 | 字幕付原語上演 | 新星日本交響楽団 | 新国立劇場合唱団 | ミヒャエル・ハンペ |
大藤豪一郎(おおふじ ごういちろう、1978-)
広島県出身。慶應義塾大卒業。現在洗足学園大在学中。クラリネット奏者。
大藤豪一郎の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1998/7/4 | 神奈川県立青少年センター | 東京オペラシタター | マスカーニ | カヴァレリア・ルスティカーナ | 日本語上演 | 東京オペラシタター管弦楽団 | 東京オペラシタター合唱団 | 井上征剛 |
1999/3/22 | セシオン杉並 | 東京オペラシアター | プッチーニ | ラ・ボエーム | 福田淳也 | |||
2000/1/29-30 | セシオン杉並 | 東京オペラシアター第3回公演 | ヴェルディ | イル・トロヴァトーレ | 字幕付原語上演 | 東京オペラシアター管弦楽団 | 東京オペラシアター合唱団 | 福田淳也 |
2002/2/16-17 | セシオン杉並 | 東京オペラシアター | ヴェルディ | ルイザ・ミラー | 字幕付原語上演 | 東京オペラシアター管弦楽団 | 東京オペラシアター合唱団 | 田尾下 哲・村松 裕子 |
2003/4/12-13 | セシオン杉並 | 東京オペラシアター | ボイート | メフィストーフェレ | 日本初演/字幕付原語上演 | 東京オペラシアター管弦楽団 | 東京オペラシアター合唱団/世田谷児童合唱団 | 田尾下哲 |
大町陽一郎(おおまち よういちろう、1931-)
東京生まれ。東京芸術大学卒業。渡邊暁雄、クルト・ヴェスに師事。卒業後、カール・ベーム,ヘルベルト・フォン・カラヤン,フランコ・フェラーラに師事。61年から10年間、東京フィルの常任指揮者を務める。68年からドルトムント市立歌劇場の常任指揮者。80年2月には日本人として初めてウィーン国立歌劇場に登場する(『蝶々夫人』)。同年8月にはクリーヴランド管弦楽団を指揮してアメリカデビューを果たし、82年より84年までウィーン国立歌劇場の専属指揮者。日中修好20周年記念公演として92年、上海歌劇院より招かれ中国人のみによる『トゥーランドット』を上演。さらに95、96年にも北京中央歌劇院で中国のみの『トゥーランドット』(原語上演・中国初演)を指揮し、同歌劇院の芸術名誉顧問に就任する。指揮した外国の主要オーケストラは、ベルリン・フィル、ウィーン響、北ドイツ放送響、ベルギー国立放送管など。また歌劇場では、ベルリン国立歌劇場、プラハ・スメタナ国立歌劇場、ブラティスラヴァ国立歌劇場がある。受賞歴は92年ドイツ連邦共和国大功労十字章、96年ウィーン市名誉ゴールドメダル、98年有功大栄誉銀章。99年より東京フィル専任指揮者。東京芸術大学名誉教授。
大町陽一郎の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1990/9/27-28 | メルパルクホール | 東京芸術大学音楽学部オペラ研究部 | モーツァルト | ドン・ジョヴァンニ | 東京芸術大学音楽学部管弦楽研究部 | 東京芸術大学音楽学部声楽科 | ||
1992/10/4 | 森ノ宮ピロティホール | 大阪オペラ協会 | モーツァルト | フィガロの結婚 | 関西フィルハーモニー管弦楽団 | 桂三枝 | ||
1994/2/26 | ザ・カレッジ・オペラハウス | コンサートオペラシリーズT | ウェーバー | 魔弾の射手 | ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団 | ザ・カレッジ・オペラハウス合唱団/京都産業大学グリークラブ | 花田英夫 |
大山平一郎(おおやま へいいちろう、)
京都生まれ。東儀祐二にヴァイオリンを師事。後に桐朋学園で江藤俊哉、鷲見三郎、斎藤秀雄に師事。1966年、日本音楽コンクール、ヴァイオリン部門入賞。1968年イギリスに渡り、ギルドホール音楽学校で、ニーマン、プリース、ダートの各氏に師事。この間BBCベートーベン室内楽コンクール、カールフレッシュ国際ヴァイオリン・コンクールに入賞。英国領事館音楽奨学金を日本人としてはじめて受賞。インディアナ大学コンクールではヴァイオリン・ヴィオラ両部門で同時優勝を果たした。1972年、マールボロ音楽祭にヴァイオリニストとして参加後、数多くの国際音楽祭に招待され、また著名な音楽家とも共演する。これまでにカザルス・フェスティバル、プレッシャ・ベルガモ音楽祭、クフモ国際音楽祭、沖縄ムーンビーチ音楽祭、キャラモアー室内音楽祭、室内楽ノースウェスト、サンタフェ室内楽音楽祭、サラソタ音楽祭に参加。また、共演した音楽家は、チョン・ミョンフン、リン・ハレル、ギドン・クレーメル、ラドゥ・ルプー、ヨーヨー・マ、アンドレ・プレヴィン、アイザック・スターン、ピンカス・ズーカーマン、ジェシー・ノーマン、今井信子、岩崎洸、豊島泰嗣、竹澤恭子らがいる。 1973年カリフォルニア大学助教授に就任、翌年ニューヨーク国際ヤング・コンサート・アーティスト賞を受賞。1979年、カルロ・マリア・ジュリーニ率いるロスアンジェルス・フィルハーモニックの首席ヴィオラ奏者に任命された後、指揮の勉強を始める。1981年クロスロード学校弦楽合奏団の指揮者に就任。1982年サンタバーバラ室内オーケストラ、1985年にはノースウェスト室内オーケストラの音楽監督兼指揮者に就任。1986年ラホイヤ室内音楽祭の芸術監督に就任する。同年ロスアンジェルス・フィルハーモニックを指揮。翌年アンドレ・プレヴィンより同楽団の副指揮者に任命され、数多くの定期演奏会、ハリウッドボウル、青少年ロスアンジェルス交響楽団夏季トレーニングオーケストラを指揮する。1990年、オペラ・リヨン、ロイヤル・フィルハーモニックを指揮。1991年には京都市交響楽団で日本デビュー。その後、客演指揮者として、ボルティモア響、ブランデンブルク響、ハレ管、ロスアンジェルス室内オーケストラ、ニューヨーク室内オーケストラ、サンフランシスコ響、サンディエゴ響など、日本では、札幌交響楽団、東京交響楽団、広島交響楽団、九州交響楽団、桐朋学園アカデミーオーケストラなどの数多くのオーケストラを指揮。現在、サンタバーバラ室内オーケストラ音楽監督兼指揮者、カリフォルニア大学教授を務める一方、1999年4月から九州交響楽団常任指揮者を務めている。九州交響楽団とは園田高弘をソリストにベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏録音した。
大山平一郎の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1998/4/4-5 | 世田谷パブリックシアター | ボロニア・オペラ研究会 | ブリテン | 小さな煙突掃除屋さん | 字幕付原語上演 | 伊藤明子 |
岡崎正春(おかざき まさはる、1970-)
香川県生まれ。幼少の頃よりピアノ、作曲を始める。 中学校、高校と吹奏楽部に所属し、金管楽器全般をこなす。高校時より声楽を始め、東京芸術大学音楽学部声楽科に入学し、卒業後同大学指揮科に再入学。 同大学では、新設された奏楽堂にて初の卒業式を記念するオペレッタ「こうもり」で、総監督をつとめた。 声楽を鈴木寛一、曽我淑人に、指揮を佐藤功太郎、高階正光、岩城宏之に師事。 新国立劇場、二期会、東京室内歌劇場、芸大オペラ科、アンサンブル金沢、首都オペラ、横浜シティオペラ等のアシスタントを数多くつとめる。 一方で数多くのアマチュアオーケストラ、吹奏楽、合唱団の指導も行ない、各団の演奏会を企画、指揮をしている。 また、プロオペラ団体「うえのの森のオペラ」を主宰。
岡崎正春の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1998/10/17 | 豊明市文化会館 | 開館5周年記念 | モーツァルト | フィガロの結婚 | 東京ムジカークライス室内管弦楽団 | |||
1998/12/1-2 | かつしかシンフォニーヒルズ | 東京芸術大学オペラプロジェクト第9回 | プッチーニ | ジャンニ・スキッキ | 字幕付原語上演 | 東京芸術大学オペラプロジェクト管弦楽団 | 東京芸術大学オペラプロジェクト合唱団 | 河原田慎一 |
マスカーニ | カヴァレリア・ルスティカーナ | 字幕付原語上演 | 東京芸術大学オペラプロジェクト管弦楽団 | 東京芸術大学オペラプロジェクト合唱団 | 河原田慎一 | |||
2000/11/18 | こまばエミナース | LIPプレゼントオペラ | マスカーニ | カヴァレリア・ルスティカーナ | コラール・リリカ | 澤田康子 | ||
レオンカヴァレロ | 道化師 | コラール・リリカ | 澤田康子 |
岡田 司(おかだ つかさ、1953-)
神戸大学進学後、幼時より学んだ音楽の道に進むことを決意し上京。指揮法を齋藤秀雄、山田一雄、手塚幸紀に、フルートを林リリ子に師事した。1977年、広島交響楽団を指揮してデビュー、その後、京都市交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、読売日本交響楽団、新星日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団を指揮。1979年、アメリカに留学し、タングルウッド音楽祭において、小澤征爾、レナード・バーンスタインの指導をうける。帰国後は二期会等のオぺラ公演で、ウォルフガング・サヴァリッシュ、ズデネク・コシュラー、朝比奈隆、小澤征爾、若杉弘、秋山和慶、手塚幸紀、尾高忠明、佐藤功太郎のもと、副指揮者、合唱指揮を務め、その手腕を高く評価された。1980年、関西二期会でブリテン「ねじの回転」を関西初演して以来、現在までにラヴェル「子供と呪文」モーツァルト「コシ・ファントウッテ」(中国二期会)ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」、モーツァルト「魔笛」、景近では、プッチーニ「蝶々夫人」、ドニゼッティ「愛の妙薬」(日生オペラシリーズ)などを指揮している。名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団の指揮者を歴任。
岡田司の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1989/11/18 | 神戸文化ホール | ニッセイ・オペラシリーズ89 | プッチーニ | 蝶々夫人 | 京都交響楽団 | 関西二期会合唱団 | 平尾力哉 | |
1991/10/19 | 神戸文化ホール | NISSEIオペラシリーズ91 | ロッシーニ | セヴィリアの理髪師 | 日本語上演 | 京都市交響楽団 | 関西二期会合唱団 | 鈴木敬介 |
1991/10/25 | ザ・カレッジ・オペラ・ハウス | 大阪音楽大学 | ヘンデル | セルセ | ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団 | 菅沼潤 | ||
1992/10/3 | 神戸文化ホール | 神戸秋の芸術祭 | ドニゼッティ | 愛の妙薬 | 大阪センチュリー交響楽団 | 関西二期会合唱団 | 鈴木敬介 | |
1994/9/28 | 愛知県芸術劇場 | 愛知県文化振興事業団 | ウェーバー | 魔弾の射手 | 名古屋フィルハーモニー交響楽団 | AC合唱団 | 高島勲 | |
1994/10/8 | 神戸文化ホール | ニッセイオペラシリーズ | ウェーバー | 魔弾の射手 | 大阪センチュリー管弦楽団 | 関西二期会合唱団 | 高島勲 | |
1995/9/30 | 愛知県芸術劇場 | 愛知文化事業団 | ドニゼッティ | 愛の妙薬 | 名古屋フィルハーモニー交響楽団 | AC合唱団 | 鈴木敬介 | |
1996/2/10-17 | 名古屋市芸術創造センター | ヨハン・シュトラウス | こうもり | ナゴヤシティ管弦楽団 | 増田邦彦 |
岡田和夫(おかだ かずお、1931-)
東京生まれ。作曲家 指揮者。演劇や映画のための音楽の作曲と、俳優の音楽指導を主な仕事としている。演劇のために歌や音楽を創る仕事は200作品を越える。アマチュアの音楽活動へ40年以上にわたって関わり、新日本交響楽団へは1966年の第1回演奏会から1972年まで指揮者として参加した。また、また、東京プリマヴォークスから第一混声合唱団と、長い関係をもち、同団のために「日本語の言葉をわかるように作曲し歌うこと」という方針で多数の曲を作曲・指揮している。受賞歴として第17回日本舞台芸術家組合賞」(平成13年度)がある。現在、前進座付属俳優養成所・劇団風の子国際児童演劇研究所講師、第一混声合唱団・指揮者、現代音楽協議会会員、遊星企画室代表
岡田和夫の主なミュージカル演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1990/8/25-26 | 愛知県勤労会館 | 愛知児童青少年舞台芸術協会 | 岡田和夫 | ジョディとフラッグ | 名古屋フィルハーモニー管弦楽団 |
岡本和之(おかもと かずゆき、1962-)
1962年11月13日鎌倉生まれ。湘南高校から早稲田大学を経て東京芸術大学を卒業。佐藤功太郎に師事する。在学中から二期会や日生劇場のオペラ公演の副指揮者として活動した。1990年3月オペラ研修所修了公演で「ドン・ジョヴァンニ」を指揮してオペラ・デビュー。1991年3月横浜シティオペラ公演「アルバート・ヘリング」、1991年9月ムジカ・ハルモニカ(アマチュア)を指揮してコープランド「我らの町」を日本初演を行った。また、1992年11月「ドン・ジョヴァンニ」、2002年10月「こうもり」(いずれも二期会公演)などのオペラ指揮経験がある。またオーケストラでは、仙台フィル、九州交響楽団、広島交響楽団、新星日本交響楽団などに客演している。海外では、1992年からバイエルン州立歌劇場でシュナイダーとトリムボルン、ケルン市立歌劇場ではコンロンらのもとで研鑚を積み、1994-96年レーゲンスブルク市立劇場指揮者、1996-97年フランクフルト歌劇場コレペティトア、1998-99年ダルムシュタット州立歌劇場指揮者を経て、現在レーゲンスブルク歌劇場音楽監督代理兼第一専属指揮者(1999より)。また、1998年からバイロイト音楽祭に参加、1999年は「トリスタンとイゾルデ」「ローエングリン」、 2000年は「パルジファル」でエッシェンバッハの、2001年はティーレマンの助手を務めた。
岡本和之の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1991/3/17 | 関内ホール | 横浜シティオペラ | ブリテン | アルバート・ヘリング | ヘリング・アンサンブル | 秦邦明 | ||
1992/11/20-22 | 新宿文化センター | 東京二期会オペラ劇場 | モーツァルト | ドン・ジョヴァンニ | 東京フィルハーモニー交響楽団 | 二期会合唱団 | 中村敬一 | |
1995/8/25-28 | 日生劇場 | NISSAY YOUTH FESTIVAL | 松井和彦 | 笠地蔵 | ニッセイフェスティバルオーケストラ | 二期会合唱団 | 中村敬一 | |
北風と太陽 | ||||||||
2002/10/9 | 足利市民会館 | 東京二期会オペラ劇場 | ヨハン・シュトラウス | こうもり | 日本語公演 | 群馬交響楽団 | 二期会合唱団 | 加藤直 |
2002/10/11 | 新宿文化センター大ホール | 東京二期会オペラ劇場 | ヨハン・シュトラウス | こうもり | 日本語公演 | 群馬交響楽団 | 二期会合唱団 | 加藤直 |
小川晶久(おがわ あきひさ、1939-)
東京に生まれる。1963年東京芸術大学卒業。チェロを小沢弘、指揮法を山田一雄に師事。当初はオーケストラのチェロ奏者として活躍するが、後に指揮者に転向。指揮活動は、1960年代より行っているが、本格的デビューは1974年東京フィルハーモニー交響楽団を指揮したことによる。以来静岡県を中心に活躍。1986年文化庁芸術家特別派遣在外研修員としてドイツ及びオーストリアに留学。日本指揮者協会幹事。元常葉学園短期大学音楽科教授。1983年度静岡県文化奨励賞受賞。著書に「音楽理論」(1983年建帛社、共著)がある。
小川晶久の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1992/8/23 | 清水市民文化会館 | オペラ羽衣実行委員会 | 市毛佳恵 | 羽衣 | 日本初演 | 東京カンマーオーケストラ | 清水市民合唱団/清水西高等学校合唱団 |
小崎雅弘(おざき まさひろ、1969?-)
1987年国立音楽大学に入学。指揮を、高階正光、桜井優典、ピアノを永井宏、ヴァイオリンを牧野秀子、声楽を宮永康生に師事した。在学中にモーツァルト『魔笛』全曲を指揮しデビュー。その後、様々な団体で、『椿姫』、プッチーニ『ラ・ボエーム』をはじめ『カルメン』、『愛の妙薬』、『ノルマ』等数多くのオペラを指揮した。現在まで、藤原歌劇団・新国立劇場・びわ湖ホール・サントリーホール等のオペラ公演において、福森湘、若杉弘、及び外来の指揮者(アラン・ギンガル、故アントン・グゥアダーニョ、ダニエル・オーレン等)のアシスタントを務める。98年2月ヴェルディ『ルイザ・ミラー』(愛知県文化振興事業団)の日本初演に、合唱指揮として参加、東京オペラシンガーズ及びAC合唱団を指揮した。その際、市原多朗の評価を得、市原と林康子とのデュオ・リサイタルの指揮者として抜擢され、新星日本交響楽団を指揮した。また、ミュージカルの分野でも'92年から2シーズンにわたり劇団四季の「オペラ座の怪人」を日生劇場に於いて指揮した。現在、日本オペラ振興会歌手育成部講師。アカデミー交響楽団首席指揮者。
小崎雅弘の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
2000/10/15 | 君津市民文化ホール | ホールオペラ | ヴェルディ | 椿姫 | 字幕付原語上演/演奏会形式 | ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉 |
小澤征爾(おざわ せいじ、1935-)
言うまでもなく、日本を代表する世界的指揮者。1935年9月1日奉天(中国)生れ。幼い頃からピアノを学び、成城学園中学校を経て桐朋学園で斎藤秀雄に指揮を学ぶ。1959年渡欧。9月、ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。カラヤンに学ぶ。1960年5月パリでデビュー。1960年7月シャルル・ミュンシュの招きで参加したバークシャー音楽祭の指揮コンクールでクーゼヴィッキー大賞を受賞。バーンスタインの知己を得、ニューヨークフィルハーモニック副指揮者となる(1961-62年)。1962年1月サンフランシスコ交響楽団定期にハチャトゥリアンの代役としてデビュー。ついでNHK交響楽団指揮者に迎えられ、同年7月「トゥーランガリラ交響曲」を日本初演した。しかし、同年暮、楽団との関係が悪化して辞任。しかし、63年ラヴィニア音楽祭で成功し、翌年その音楽監督となる(〜68年)。その後63年9月より70年までトロント交響楽団音楽監督、65年英国デビュー、66年ウィーン・フィルを指揮してザルツブルグ音楽祭デビュー、同年ベルリン・フィル定期公演デビュー。70年〜76年、サンフランシスコ交響楽団音楽監督、73年〜2002年ボストン交響楽団音楽監督、2002年よりウィーン国立歌劇場音楽監督。日本でのポストは、1968年日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者に就任。同団分裂後は、新日本フィルハーモニー交響楽団に深く関わり、首席指揮者(1972〜91年)、名誉芸術監督(1991年から)を歴任。1984年に恩師斎藤秀雄の没後10年を記念し、斎藤の教え子たちと「桐朋学園斎藤秀雄メモリアルオーケストラ」を編成し、これを「サイトウ・キネン・オーケストラ」に発展させ、これを核に92年より「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」を創設して芸術監督となる。この他、水戸室内管弦楽団芸術顧問(1990〜)もつとめている。録音多数。
小澤の日本におけるオペラ演奏は、1966年の日本フィル第119回定期演奏会におけるオネゲル「火刑台上のジャンヌダルク」(演奏会形式)に始まり、日フィルで、「コシ・ファン・トゥッテ」、二期会オペラ「ボリス・ゴドゥノフ」、「トスカ」、「カルメン」、新日フィルで、ラヴェル「子供と魔法」、オッフェンバック「ホフマン物語」、R・シュトラウス「エレクトラ」等を80年代までに演奏している。90年以降は各種プロジェクトが始まり、その演奏回数は増えている。
小澤征爾の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1989/11/1、5、6、8 | 山梨県民文化ホール、新宿文化センター、神奈川県民ホール | みんおんオペラ | チャイコフスキー | スペードの女王 | 字幕付き原語上演 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | 藤原歌劇団合唱部 | 粟国安彦 |
1990/5/11,14,15,17 | 尼崎アルカイックホール、東京文化会館、オーチャード・ホール | ヘネシー・オペラシリーズ | モーツァルト | イドメネオ | 字幕付き原語上演 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | 二期会合唱団 | 実相寺昭雄 |
1990/9/13、16、19 | 東京文化会館、パルテノン多摩 | ヘネシー・オペラシリーズ | リヒャルト・シュトラウス | サロメ | 字幕付原語上演 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | ピエル・ルイジ・ピッツイ | |
1991/3/8,11,14 | 東京文化会館、尼崎アルカイックホール | ヘネシー・オペラシリーズ | プッチーニ | マノン・レスコー | 字幕付原語上演 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | 東京オペラシンガーズ/晋友会合唱団 | アンヌ・ドゥラン/ドゥニ・フルショ |
1992/3/11、14、17、19 | 神奈川県民ホール、尼崎アルカイックホール、東京文化会館 | ヘネシー・オペラシリーズ | ワーグナー | さまよえるオランダ人 | 字幕付原語上演 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | 東京オペラシンガーズ/晋友会合唱団 | 蜷川幸雄 |
1993/3/12 | 大宮ソニックシティ、オーチャード・ホール | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | ベルリオーズ | ファウストの劫罰 | 演奏会形式/日本語上演 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | 成城合唱団/成城大学合唱団/成城学園初等学校合唱部 | |
1993/5/16、18、20 | 尼崎アルカイックホール | ヘネシー・オペラシリーズ | ヴェルディ | ファルスタッフ | 字幕付原語上演 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | 東京オペラシンガーズ | ディヴィッド・ニース |
1993/9/5、7 | 松本文化会館 | サイトウ・キネン・フェスティバル | オネゲル | 火刑台上のジャンヌダルク | 字幕付原語上演 | サイトウ・キネン・オーケストラ | 東京オペラ・シンガーズ/晋友会合唱団 | ジョルジュ・ウィルソン |
1994/3/18、20、22、24 | オーチャードホール、愛知県芸術劇場、尼崎アルカイックホール | ヘネシーオペラ | プッチーニ | トスカ | 字幕付原語上演 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | 東京オペラ・シンガーズ | ディヴィド・ニース |
1994/3/23 | 香川県県民ホール | 小沢征爾&新日本フィルハーモニー交響楽団高松公演 | プッチーニ | トスカ | 字幕付原語上演/演奏会形式 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | 東京オペラ・シンガーズ | |
1995/3/15、17、19、21、23 | 神奈川県民ホール、オーチャードホール、愛知県芸術劇場、尼崎アルカイックホール | ヘネシーオペラ | ロッシーニ | セヴィリアの理髪師 | 字幕付原語上演 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | 東京オペラ・シンガーズ | ディヴィド・ニース |
1995/9/6、8、10 | 松本文化会館 | サイトウ・キネン・フェスティバル松本 | ストラヴィンスキー | 道楽者のなりゆき | 字幕付原語上演 | サイトウ・キネン・オーケストラ | 東京オペラ・シンガーズ | グラハム・ヴィック |
1996/5/15、17、19、21、22、24 | 神奈川県民ホール、尼崎アルカイックホール、東京文化会館 | ヘネシーオペラ | プッチーニ | 蝶々夫人 | 字幕付原語上演 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | 東京オペラ・シンガーズ | 浅利慶太 |
1996/9/1,3,5 | 松本文化会館 | サイトウ・キネン・フェスティバル松本 | プーランク | ティレジアスの乳房 | 字幕付原語上演 | サイトウ・キネン・オーケストラ | デイヴィッド・ニース | |
1997/5/18、21、23、26、29、6/1 | 神奈川県民ホール、東京文化会館、アクトシティ浜松、愛知県芸術劇場、尼崎アルカイックホール | ヘネシーオペラ | モーツァルト | 魔笛 | 字幕付原語上演 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | 東京オペラ・シンガーズ | ディヴィッド・ニース |
1997/5/24 | 三重県総合文化センター | モーツァルト | 魔笛 | 演奏会形式 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | 東京オペラ・シンガーズ | ||
1998/9/3、5、7 | 松本文化会館 | サイトウ・キネン・フェスティバル松本 | プーランク | カルメル会修道女との対話 | 字幕付原語上演 | サイトウ・キネン・オーケストラ | 東京・オペラシンガーズ | フランチェスカ・ザンベロ |
1999/9/1,3,6,8 | 松本文化会館 | サイトウ・キネン・フェスティバル松本 | ベルリオーズ | ファウストの劫罰 | 字幕付原語上演 | サイトウ・キネン・オーケストラ | 東京オペラシンガーズ/SKF松本児童合唱団 | ロベール・ルパージュ |
2000/6/1、4、6、11、13 | 神奈川県民ホール、東京文化会館、愛知県芸術劇場、フェスティバルホール | 小沢征爾音楽塾オペラプロジェクトT | モーツァルト | フィガロの結婚 | 原語 | 小沢征爾音楽塾オーケストラ | 小沢征爾音楽塾合唱団 | デイヴィッド・ニース |
2001/4/1、4、7、9、11 | 神奈川県民ホール、愛知県芸術劇場、びわ湖ホール、東京文化会館 | 小沢征爾音楽塾オペラプロジェクトU | モーツァルト | コシ・ファン・トゥッテ | 字幕付原語上演 | 小沢征爾音楽塾オーケストラ | 小沢征爾音楽塾合唱団 | デイヴィッド・ニース |
2001/9/1、3、5、7 | 松本文化会館 | サイトウ・キネン・フェスティバル松本 | ヤナーチェク | イェヌーファ | 字幕付原語上演 | サイトウ・キネン・オーケストラ | 東京オペラシンガーズ | ロバート・カーセン |
2002/5/12、15、17、20 | 神奈川県民ホール、東京文化会館、愛知県芸術劇場、フェスティバルホール | 小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトV | モーツァルト | ドン・ジョヴァンニ | 字幕付原語上演 | 小澤征爾音楽塾オーケストラ | 小澤征爾音楽塾合唱団 | デイヴィッド・ニース |
2002/8/27、29、9/1、3 | 松本文化会館 | サイトウ・キネン・フェスティバル松本 | ブリテン | ピーター・グライムズ | 字幕付原語上演 | サイトウ・キネン・オーケストラ | 東京オペラシンガーズ/タングルウッド祝祭合唱団 | デイヴィッド・ニース |
2002/9/24-26 | すみだトリフォニーホール、オーチャードホール | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | プッチーニ | 蝶々夫人 | 演奏会形式、字幕付原語上演 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | ||
2003/4/13、17、20、22、24 | よこすか芸術劇場、川口リリアホール、東京文化会館 | 小澤征爾プロジェクト特別公演 | ラヴェル | スペインの時 | 字幕付原語上演 | 小澤征爾プロジェクト2003オーケストラ | ローラン・ペリ | |
プッチーニ | ジャンニ・スキッキ |
尾高忠明(おたか ただあき、1947-)
神奈川県生まれ。父は指揮者で作曲家の尾高尚忠、母はピアニストという音楽一家に生まれた。桐朋学園で齋藤秀雄に指揮法を師事したほか、作曲、理論、ホルンを学んだ。在学中の1968年にNHK交響楽団の指揮研究員となり、ヨーゼフ・カイルベルト、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ロヴロ・フォン・マタチッチ、ジャン・フルネ、オトマール・スウィトナーなどの下で研鑽を積んだ。1970年、桐朋学園を卒業、第2回民音指揮者コンクールで第2位に入賞。直後にヨーロッパ諸都市で桐朋学園弦楽合奏団を指揮した。1971年にNHK交響楽団を指揮してプロの指揮者として放送デビュー。1972年オーストリア政府から奨学金を得てウィーン国立アカデミーに留学、ハンス・スワロフスキーに師事し、さらにオペラをシュパンナーゲルに学んだ。1974年4月から東京フィルハーモニー交響楽団の常任指揮者を務め、1991年4月から同団の桂冠指揮者となった。1981年から86年まで札幌交響楽団の正指揮者を務め、1992年4月から1998年3月まで読売日本交響楽団常任指揮者を務めた。松村禎三、武満徹、三善晃、細川俊夫などの作品の初演も数多く手掛けている。1984、89年東京フィル、1993、97年読売日本交響楽団のヨーロッパ旅行も成功させた。1985年2月にはアメリカ交響楽団を指揮、邦人作品の初演を行ってニューヨーク・デビューを果たした。1987年4月、BBCウェールズ交響楽団の首席指揮者に就任し、96年1月からは同団の桂冠指揮者となり、引き続き数多くの指揮を行っている。また、1995年に紀尾井シンフォニエッタ東京の初代ミュージカル・アドバイザー/首席指揮者に就任し、現在もその任にある。また、1998年5月札幌交響楽団ミュージック・アドバイザー/常任指揮者に就任した。近年では日本の主要オーケストラへの定期的な客演のほか、オーストラリア(メルボルン交響楽団、およびシドニー交響楽団)、1992年の英国ユース・オーケストラとのプロムス、BBC交響楽団、ロンドン交響楽団、ロンドン・フィル、バーミンガム市交響楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィル、ハレ管弦楽団、ブルノ国立フィル、ヴァンクーヴァー交響楽団、ヘルシンキ・フィル、国立リル交響楽団、ホンコン・フィル、スコットランド室内管弦楽団、BBCフィルハーモニック管弦楽団、ロッテルダム・フィル、ストラスブール・フィル、バンベルク交響楽団等へ客演している。オペラの分野では1991年ウェルシュ・ナショナル・オペラに《サロメ》公演でデビューし、成功を収める。レコーディングにも精力的で、これまでBBCウェールズ交響楽団等とNimbus、BIS、CHANDOS、カメラータ・トウキョウなどに数多く優れた録音を残しているのに加えて、2000年には紀尾井シンフォニエッタと武満徹の作品集をBISに、札幌交響楽団と武満徹、細川俊夫、尾高惇忠の作品をCHANDOSに録音している。1991年度第23回サントリー音楽賞受賞。1993年6月、ウェールズ音楽演劇大学は尾高に名誉会員の称号を贈り、またウェールズ大学からは名誉博士号を、1997年8月、英国エリザベス女王より大英勲章CBEを、1999年英国エルガー協会よりエルガーメダルをそれぞれ授与されている。
尾高忠明の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1998/9/27 | 新国立劇場オペラ劇場 | 山田耕筰 | あやめ | 東京フィルハーモニー交響楽団 | 栗山昌良 |
尾上和彦(おのうえ かずひこ、1942-)
京都市立堀川音楽コース作曲科在籍中から作品発表を行っている作曲家。作品は歌曲から器楽曲、舞台、放送、映画音楽、オラトリオやオペラのジャンルにまで至る。オペラ作品に「呑童子考」(1974/京都府室内楽例会)、「鉢かつぎ姫」(1977/茨木青少年会)、「藤戸」(1986/広島オペラアンサンブル)、「堅香子の花」(1996/声藝舎)、「ブッダ・ギーター」(1998/声藝舎)がある。日本作曲家協議会会員。
尾上和彦の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1991/1/13 | 大阪国際交流センター | 尾上和彦 | 藤戸の浦 | 声芸舎合唱団 | ||||
1992/4/25 | メイ・シアター | 声芸舎 | 尾上和彦 | ブッダ | 中山ちあき/戎洋子(pf) | オペラ・ブッダ合唱団/声芸舎合唱団 | 中津邦仁 | |
1992/5/8-9 | 増上寺本堂 | 声芸舎 | 尾上和彦 | ブッダ | 中山ちあき/遊間郁子(pf) | オペラ・ブッダ合唱団/声芸舎合唱団 | 中津邦仁 | |
1992/11/26 | カレッジ・オペラ・ハウス | アーティスト協会 | 尾上和彦 | 藤戸の浦 | 中山ちあき(pf) | |||
1993/10/28-30 | 名古屋市芸創センター | 名古屋市民芸術祭 | 尾上和彦 | 藤戸の浦 | 茂山あきら | |||
1994/12/17-18 | 橿原文化会館 | 藤原京創都1300年記念 | 尾上和彦 | 堅香子の花 | 初演 | オペラ「堅香子の花」合唱団 | 茂山あきら | |
1999/11/29 | 吹田メイシアター中ホール | 尾上和彦 | 藤戸 | 日本語 | 武知朋子(pf) | 橋本量至(fl) | 松本重孝 | |
1999/12/4 | 東京グローブ座 | 声芸舎オペラアンサンブル | 尾上和彦 | 藤戸 | 日本語 | 西尾由希(pf) | 橋本量至(fl) | 松本重孝 |
2002/8/4 | いづみホール | 大阪アーティスト協会 | 尾上和彦 | 藤戸 | ピアノ/武知朋子,フルート/今給黎麻紀,チェロ/日野俊介,パーカション/奥野敏文 | 松本重孝 |
小田野宏之(おだの ひろゆき、1958-)
横浜生まれ。1980年東京芸術大学音楽学部指揮科卒業。1983年同大学院音楽研究科修了。指揮法を金子登、渡邉暁雄、ピアノを水谷達夫、フルートを川崎優に師事。大学院修了後、国際ロータリー財団奨学生として2年間ウィーン国立音楽大学へ留学。オトマール・スウィトナーのもとで研鑚を積む。1982年、「第17回民音コンクール」指揮の部第3位入賞、同時に「斎藤秀雄賞」受賞。その後に行われた受賞記念演奏会で札幌交響楽団、新星日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団を指揮。1984年オランダで行なわれた「第1回キリル・コンドラシン国際指揮者コンクール」で第2位に入賞し、アムステルダムのコンセルトヘボウ大ホールに於いて、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団を指揮してヨーロッパデビューを果たした。これまで全国各地の主要オーケストラを指揮するほか、オペラ、バレエ公演の指揮、またNHKテレビやFM放送に出演するなどその活躍は多方面にわたっている。1985年以来、オランダ放送交響楽団、同室内管弦楽団とたびたび演奏会や放送録音を行う。1986年には、北オランダのフリスク管弦楽団定期演奏会に日本人として初めて登場した。1989年、大阪センチュリー交響楽団設立の際には、楽員オーディションの審査やオーケストラのトレーニングに尽力し、同交響楽団指揮者として1992年3月まで活動した。1995年4月より2002年3月まで広島交響楽団正指揮者。現在、東京芸術大学非常勤講師。
小田野宏之の主なオペラ・オペレッタ演奏
日時 | 場所 | 主催者 | 作曲 | 作品名 | 演奏形式 | オーケストラ | 合唱団 | 演出 |
1991/11/30-12/1 | 関内ホール | 神奈川オペラフェスティバル | モーツァルト | コシ・ファン・トゥッテ | 神奈川オペラフェスティバル管弦楽団 | 横浜シティオペラ合唱団 | 秦邦明 |
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