青島広志(あおしまひろし、1955-)
東京生まれ。作曲を池内友次郎、宍戸陸郎、林光に、ピアノを石澤秀子の各氏に師事。中学生の時から作曲をはじめ、東京芸術大学を経て大学院(作曲専攻)を修了。合唱曲や声楽曲に有名な作品が多い。オペラ、オペレッタは「火の鳥」、「黄金の国」など15作品あり、その半数以上を自らの指揮で初演している。日本現代音楽協会、作曲家協議会会員。
青島広志の1989年以降の主なオペラ演奏
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏形式など | 演奏団体 |
1989/11/17,18 | 青島広志 | 黄金の国 | 名古屋文化講堂 | 名古屋オペラ協会器楽アンサンブル | |
1992/3/20 | オッフェンバック | 天国と地獄 | 北とぴあ・さくらホール | 東京室内歌劇場 | |
1996/12/22,23 | プフィッツナー | クリスマスの妖精 | ヤマハエレクトーンシティ渋谷 | 東京室内歌劇場 | |
2002/11/2,3 | 青島広志 | 火の鳥(ヤマト編) | 港南区民文化センターひまわりの郷 | 榊原紀保子(ピアノ)/小林弘人(シンセサイザー) / 山口多嘉子(パーカッション)/池辺昇平(フルート) |
秋山和慶(あきやまかずよし、1941-)
故齋藤秀雄氏のもとで指揮法を修め、1963年に桐朋学園大学音楽学部を卒業。1964年2月に東京交響楽団を指揮してデビューした後、同団の音楽監督兼常任指揮者に就任し現在に至っている。
国内では、1998年4月より広島交響楽団首席指揮者兼ミュージック・アドバイザーを務めている。
トロント交響楽団の副指揮者、アメリカ交響楽団音楽監督、バンクーバー交響楽団音楽監督(現在桂冠指揮者)、シュラキュース交響楽団音楽監督(現在名誉指揮者)を歴任。フィラデルフィア管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ボストン交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、ケルン放送交響楽団、バイエルン放送交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団などに客演している。
1975年第6回サントリー音楽賞、1993年第8回京都音楽賞大賞、1995年毎日芸術賞、1995年芸術選奨文部大臣賞、1996年モービル音楽賞、2001年紫綬褒章など受賞多数。
日本でのオペラ演奏は、1997年ヤナーチェクの歌劇「利口な女狐の物語」(セミ・ステージ形式)、1999年にはラッヘンマン:歌劇「マッチ売りの少女」(演奏会形式・日本初演)などの演奏がある。
秋山和慶の1990年以降の主なオペラ演奏
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏形式など | 演奏団体 |
1991/2/10,11 | モーツァルト | コシ・ファン・トゥッテ | 洗足学園前田ホール | 洗足学園モーツァルト記念オーケストラ | |
1991/11/2,3 | モーツァルト | 魔笛 | 日生劇場 | 東京交響楽団 | |
1991/11/7,8 | モーツァルト | ドン・ジョヴァンニ | 日生劇場 | 東京交響楽団 | |
1991/11/27,29 | モーツァルト | フィガロの結婚 | 日生劇場 | 東京交響楽団 | |
1991/12/18,19 | モーツァルト | ドン・ジョヴァンニ | 洗足学園前田ホール | 洗足学園モーツァルト記念オーケストラ | |
1994/1/28,30 | シェーンベルグ | モーゼとアロン | サントリーホール | 演奏会形式/字幕付原語上演 | 東京交響楽団 |
1994/12/3 | ビゼー | カルメン | サントリーホール | 演奏会形式 | 東京交響楽団 |
1997/10/25,26 | ロッシーニ | セヴィリャの理髪師 | 尼崎アルカイックホール | 京都市交響楽団 | |
1997/10/27 | ロッシーニ | セヴィリャの理髪師 | 京都会館第一ホール | 京都市交響楽団 | |
2000/12/15 | モーツァルト | 魔笛 | 多摩市民館 | 日本語上演 | 川崎市民オペラ室内管弦楽団 |
2002/6/12,16,21,23 | ベートーヴェン | フィデリオ | 彩の国さいたま芸術劇場 | 字幕付原語上演 | 東京交響楽団 |
朝比奈隆(あさひなたかし、1908-2001)
東京牛込生れ。1931年京都帝国大学(現京都大学)法学部、1937年京都帝国大学哲学科卒業、京大在学中に同大学のオーケストラに参加、ヴァイオリンをモギレフスキーに、指揮をメッテルに学ぶ。1933年大阪室内楽協会を設立。1936年大阪音楽学校の管弦楽団を指揮。1939年宝塚交響楽団を指揮して公式デビュー、1940年新交響楽団(現NHK交響楽団)を指揮して東京デビュー。戦時中は上海交響楽団、ハルビン交響楽団等おもに中国で活躍。
1946年帰国。1947年関西交響楽団を結成、1960年には、大阪フィルハーモニー交響楽団に改組、終身常任指揮者を務めた。
1953年、初の欧州指揮旅行を行ってヘルシンキ市立管弦楽団を指揮して以来、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団などを指揮し、1996年10月のシカゴ交響楽団に至るまで計35回にのぼる。
録音も数多く、ベートーヴェン:交響曲全集を世界最多の6度、ブルックナー、ブラームス交響曲全集をそれぞれ3度リリースしている。
NHK放送文化賞、日本芸術院賞、ドイツ連邦共和国功勲章大功労十字章、朝日賞、毎日芸術賞、紫綬褒章、勲三等旭日中綬章、オーストリア連邦共和国一等十字勲章ほか多数。1989年文化功労者に選ばれ、1994年文化勲章を受章。
大阪フィルハーモニー交響楽団音楽総監督、日本指揮者協会会長を務めた。
オペラに関しては、1949年に現在の関西歌劇団の前身の関西オペラグループを結成して運営に関与した。また、1984年から86年にかけては新日本フィル定期演奏会でワーグナー「ニーベルングの指環」を全曲演奏、CD化で注目を集めた。
朝比奈隆の1990年以降の主なオペラ演奏
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏形式など | 演奏団体 |
1994/11/29、12/1 | ベートーヴェン | フィデリオ | 昭和女子大学人見記念講堂 | コンサートオペラ形式 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 |
1995/2/16 | ベートーヴェン | フィデリオ | フェスティバル・ホール | 演奏会形式 | 大阪フィルハーモニー交響楽団 |
朝日奈千足(あさひなちたる、1943-)
天沼裕子(あまぬまゆうこ、1956-)
埼玉県鴻巣市生まれ。東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。北村昭、小林秀雄、黛敏郎の各氏に師事。卒業後5年間にわたり東京、バンフ(カナダ)、ザルツブルグ、ハノーファにて指揮法、オペラを学ぶ。指揮をF.ライトナー、V.フェルドリブル両氏に師事。ピアノをD.ワイルド、声楽をH.ミューラー両氏に師事。1987年からの2年間、シュレスビッヒ・ホルシュタイン音楽祭にて、バーンスタインのコレペティトールを務めた。指揮者としてのデビューは、87年の旧西独オルデンブルグ歌劇場。
88年、オランダ国立放送主催の第32回国際指揮者マスタークラス(岩城宏之指導)で最優秀賞を授賞と同時にアムステルダム・コンセルトヘボウにてオランダ国立放送響を振り、オランダデビュー。岩城氏の招きにより89年1月オーケストラ・アンサンブル金沢の初代常任指揮者に就任した。現在、現在、ドイツマグデブルク市立歌劇場指揮者、上海師範大学音楽家客員教授。
日本でのオペラの仕事は、93年より東京二期会オペラスタジオの研究生、およびオペラ研修所の指導にあたる。95年、二期会オペラ公演「ドン・ジョヴァンニ」(西洋敬一演出)「フィガロの結婚」(古川真紀演出)を指揮。また、東京室内歌劇場公演、姜碩煕(カン・ソキ)氏作曲オペラ「超越」、福島オペラ、原嘉寿子作曲「乙和の椿」(平尾力演出)、静岡音楽館主催、間宮芳生作曲「昔噺人買太郎兵衛」
(栗山昌良演出)等数多い。
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
1995/3/18 | 姜碩熙 | 超越 | ヤマハエレクトーンシティ渋谷 | 東京室内歌劇場 | 初演 | |
1995/11/19 | モーツァルト | ドン・ジョヴァンニ | 新宿文化センター | 二期会オペラ21 | 日本語上演 | 東京オペラシアターオーケストラ |
1997/3/22-23 | 間宮芳生 | 昔噺人買太郎兵衛 | 湘南台文化センター市民シアター | 湘南台シアターオペラ | シアターオペラアンサンブル | |
田中均 | 虎月傳 | 湘南台文化センター市民シアター | 湘南台シアターオペラ | シアターオペラアンサンブル | ||
1997/4/5-6 | 間宮芳生 | 昔噺人買太郎兵衛 | 水戸芸術館コンサートホールATM | 水戸芸術館 | ||
田中均 | 虎月傳 | 水戸芸術館コンサートホールATM | 水戸芸術館 | |||
1997/6/27 | モーツァルト | コシ・ファン・トゥッテ | 静岡音楽館AOI | 演奏会形式 | AOIレジデンスクワルテット他 | |
1998/9/26-27 | 姜碩熈 | 超越 | 世田谷パブリックシアター | 電子楽器版・日本初演 | エレクトーン・アンサンブル | |
1999/10/31 | プッチーニ | 蝶々夫人 | 金沢市観光会館 | 石川県音楽文化振興事業団 | 字幕付原語上演 | オーケストラ・アンサンブル金沢 |
1999/12/5、11-12 | モーツァルト | 魔笛 | 静岡音楽館AOI | モーツァルトから子どもたちへ | 日本語(静岡音楽館AOIオリジナル版) | アンサンブル・ドゥムカ |
2000/2/25-27 | モーツァルト | 魔笛 | 東京文化会館 | 東京二期会 | 字幕付原語上演 | 新星日本交響楽団 |
2001/2/22-23 | 原嘉壽子 | 乙和の椿 | 東京文化会館大ホール | ニュー・オペレーション・オペラ | 福島楽友協会管弦楽団 | |
2001/11/14 | ワーグナー | さまよえるオランダ人 | 金沢市観光会館 | ドイツ・ザクセン=アンハルト歌劇場 | 字幕付原語上演 | ドイツ・ザクセン=アンハルト歌劇場管弦楽団 |
荒谷俊治(あらたにしゅんじ、1930-)
広島生まれ。九州大学法学部、文学部卒。指揮を石丸寛、作曲を高田三郎に師事。58年東京放送合唱団を指揮してデビュー。以来、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団をはじめ、各地オーケストラ、合唱団を指揮。橘バレエ団(現・牧阿佐美バレエ団)、創作オペラ協会で多くの創作バレエ、創作オペラを初演した。
1968−74年東京フィルハーモニー交響楽団指揮者。その間、69年文化庁派遣在外芸術研修員としてアメリカ、ウィーン、ベルリンへ留学し、クリーブランドとニューヨークでは故ジョージ・セルに師事。同年夏にクリーブランド管弦楽団の青少年コンサートを指揮。秋には東京バレエ団のヨーロッパ公演に同行してロシア、スイス、ドイツ、ルクセンブルクなど6週間にわたり各地のオーケストラを指揮した。1974−80年、名古屋フィルハーモニー交響楽団常任指揮者。
オペラの活動は、日本オペラ協会、日本音楽集団などと協力して新しい日本のオペラを育てることに情熱を注いだ。
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
1999/8/28-29 | マスカーニ | カヴァレリア・ルスティカーナ | 新宿文化センター | 新宿区民オペラ | 日本語 | 新宿オペラ管弦楽団 |
有賀誠門
有村祐輔(ありむらゆうすけ)
東京芸術大学卒。1969〜72年英国に留学。ノーマン・プラットに声楽、ウォルター・バーグマンにリコーダー及び通奏低音法を学ぶ。英国ノッティンガム大学院修了。音楽学をデニス・アーノルド教授、スタンリー・ボーマン博士に学ぶ。1983〜84年オックスフォード大学に留学。主に16世紀イタリア・マドリガーレの資料研究を行う。
現在は主にバロック・オペラの研究、復活上演指揮ほか、各種合唱団の指揮に携わる。都留文科大学名誉教授、上野学園大学教授、国立音楽大学音楽研究所客員所員。日本古楽協会代表、日本合唱指揮者協会会員。著書に、「シェイクスピアの音楽」。訳書に「古楽の復活」,「内なるオルフェウス」などがある。
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
1990/10/13 | ペーリ | エウリディーチェ | 栃木市文化会館 | 第2回栃木「蔵の町」音楽祭 | 日本初演 | 国立音大音楽研究所 |
1993/7/1 | チェスティ | オロンテーア | 国立音楽大学講堂 | 国立音楽大学 | 日本初演 | 川原千真(vn)/大竹尚之(bfl)/田崎瑞博(vc)/中野哲也(gmb)他 |
1993/7/3 | チェスティ | オロンテーア | 石橋メモリアルホール | 国立音楽大学 | 日本初演 | 川原千真(vn)/大竹尚之(bfl)/田崎瑞博(vc)/中野哲也(gmb)他 |
1995/9/7 | チェスティ | オロンテーア | 北とぴあ・さくらホール | 国立音楽大学創立70周年記念事業 | 字幕付原語上演 | 特別編成 |
1995/9/10 | チェスティ | オロンテーア | ザ・カレッジ・オペラハウス | 国立音楽大学創立70周年記念事業 | 字幕付原語上演 | 特別編成 |
1995/9/14 | チェスティ | オロンテーア | 国立音楽大学講堂 | 国立音楽大学創立70周年記念事業 | 字幕付原語上演 | 特別編成 |
飯森範親(いいもりのりちか、1963-)
高階正光らに学ぶ。1985年桐朋学園大学在学中に東京国際指揮者コンクールで1位なしの2位。1986年、桐朋学園大学指揮科卒業後、ベルリンへ留学。1989年から文化庁派遣芸術家在外研修員として、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場で、当時の芸術総監督W.サヴァリッシュ氏の下で研鑚を積む。1994年東京交響楽団の専属指揮者に就任、同楽団のポルトガル演奏旅行で指揮。又、同年、モスクワ放送響特別客演指揮者(1994-1998年)となる。1995年、オペラハウス管弦楽団常任指揮者(2001年4月より首席指揮者)、広島交響楽団正指揮者に就任。1996年東響創立50周年記念欧州演奏旅行でも指揮した。
海外では、フランクフルト放送響、ケルン放送響、チェコフィル、プラハ響、モスクワ放送響などでタクトをとっている。
2000年9月より、ポーランドで2番目に古い歴史を持つ、アルトゥール・ルービンシュタイン・フィルハーモニック管弦楽団の首席客演指揮者に就任し、2001年9月よりドイツ、バーデンヴュルテンベルク州ロイトリンゲン市のヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団(1945年創立)芸術総監督兼首席指揮者(GMD)に就任した。
現在、東京交響楽団指揮者、オペラハウス管弦楽団首席指揮者、広島交響楽団正指揮者、いずみシンフォニエッタ指揮者、アルトゥール・ルービンシュタイン・フィルハーモニック管弦楽団首席客演指揮者。
飯森の日本でのオペラ活動は、第一に首席指揮者として活躍していたオペラハウス管弦楽団およびザ・カレッジ・オペラハウスでのオペラ上演が上げられる。そこでは、椿姫、カヴァレリア・ルスティカーナといったスタンダード・オペラをはじめ、日本のオペラシリーズでの近藤圭の「出雲の阿国」の初演、オペラシリーズ「世紀末から新世紀へ」での三文オペラ、アルバートヘリング、囚われ人、夜間飛行といった様々な作品を上演した。
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
1992/1/25-26 | 三木稔 | ワカヒメ | 岡山シンフォニーホール | 岡山シンフォニーホール会館記念 | 大阪フィルハーモニー交響楽団 | |
1993/5/22-23 | ビゼー | カルメン | 神戸文化ホール | 神戸アーバンハウスオペラ公演 | 大阪フィルハーモニー交響楽団 | |
1993/6/5-6 | モーツァルト | 魔笛 | 立川市民会館 | TAMAらいふ21協賛オペラ | 字幕付原語上演 | 公演メモリアルオーケストラ |
1993/7/16-17 | 三木稔 | ワカヒメ | NHKホール | NHKホール開館20周年記念公演 | 東京交響楽団 | |
1993/11/4-7 | 三木稔 | 静と義経 | 鎌倉芸術館 | 鎌倉芸術館開館記念 | 委嘱作品 | |
1994/5/21-22 | ヴェルディ | 椿姫 | 神戸文化ホール | 神戸アーバンハウスオペラ公演 | 字幕付原語上演 | 大阪センチュリー交響楽団 |
1994/9/28-30 | ロンバーグ | 学生王子 | オーチャードホール | 東京二期会オペラ劇場 | 東京シティフィルハーモニック管弦楽団 | |
1995/1/8 | ビゼー | カルメン | 新宿文化センター | 東京二期会 | 日本語上演 | 東京シティフィルハーモニック管弦楽団 |
1995/10/6-8 | レハール | メリー・ウィドゥ | 北とぴあ・さくらホール | 日本オペレッタ協会 | 日本オペレッタ協会アンサンブル | |
1995/10/14 | レハール | メリー・ウィドゥ | 松戸・森のホール21 | 日本オペレッタ協会 | 日本オペレッタ協会アンサンブル | |
1995/10/18 | レハール | メリー・ウィドゥ | 新宿文化センター | 日本オペレッタ協会 | 日本オペレッタ協会アンサンブル | |
1995/11/3,5 | 近藤圭 | 出雲の阿国 | ザ・カレッジ・オペラハウス | 日本のオぺラシリーズ | 委嘱作品 | ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団 |
1996/2/16-17 | モーツァルト | ドン・ジョヴァンニ | 広島アステールプラザ | 広島オペラフェスティバル | 広島交響楽団 | |
1996/4/19-21 | プッチーニ | 三部作 | カレッジオペラハウス | 春のオペラ<プッチーニシリーズU> | ||
1996/10/26-27 | 三木稔 | よみがえる | ザ・カレッジ・オペラハウス | 日本オペラシリーズ | オペラハウス管弦楽団 | |
1997/1/19 | 三木稔 | ワカヒメ | 岡山シンフォニーホール | |||
1997/2/23 | シューベルト | 家庭戦争〜女達の謀反 | ザ・カレッジ・オペラハウス | 字幕付原語上演/演奏会形式 | オペラハウス管弦楽団 | |
1997/9/8 | ロッシーニ | セヴィリャの理髪師 | 一宮文化会館 | 名古屋フィルハーモニー交響楽団 | ||
1997/9/9 | ロッシーニ | セヴィリャの理髪師 | ライフポートとよはし | 名古屋フィルハーモニー交響楽団 | ||
1997/9/10 | ロッシーニ | セヴィリャの理髪師 | 愛知県芸術劇場 | 名古屋フィルハーモニー交響楽団 | ||
1998/5/16-17 | モーツァルト | 魔笛 | 神戸文化ホール | 神戸市演奏協会 | 字幕付原語上演 | 関西フィルハーモニー管弦楽団 |
1998/7/18,20 | ヴァイル | 三文オペラ | ザ・カレッジ・オペラハウス | オペラシリーズ「世紀末から新世紀へ」1 | オペラハウス管弦楽団 | |
1999/3/27,28 | ブリテン | アルバート・ヘリング | ザ・カレッジ・オペラハウス | 大阪音楽大学 | 字幕付原語上演 | オペラハウス管弦楽団 |
1999/8/7 | モーツァルト | 魔笛 | よこすか芸術劇場 | 横須賀芸術劇場 | 原語上演 | 東京交響楽団 |
1999/10/12 | ビゼー | カルメン | 札幌コンサートホールKitara | Kitaraオペラシリーズ | 札幌交響楽団 | |
2000/3/24,26 | ダラピッコラ | 囚われ人 | ザ・カレッジ・オペラハウス | オペラシリーズ「世紀末から新世紀へ」 | 原語 | オペラハウス管弦楽団 |
ダラピッコラ | 夜間飛行 | ザ・カレッジ・オペラハウス | オペラシリーズ「世紀末から新世紀へ」 | 原語 | オペラハウス管弦楽団 | |
2001/3/18,19 | メノッティ | 領事 | ザ・カレッジ・オペラハウス | オペラシリーズ「世紀末から新世紀へ」 | オペラハウス管弦楽団 | |
2002/5/14 | マスカーニ | カヴァレリア・ルスティカーナ | ザ・カレッジ・オペラハウス | ザ・カレッジ・オペラハウス | 演奏会形式/字幕つき原語上演 | オペラハウス管弦楽団 |
2002/2/21 | シュトラウス,ヨハン | こうもり | ふくやまリーデンローズ | ひろぎんトゥモローコンサート | 広島交響楽団 |
飯守泰次郎(いいもりたいじろう、1940-)
満州うまれ。桐朋学園にて斎藤秀雄に師事。1962年桐朋学園短期大学を卒業後、藤原歌劇団公演「修道女アンジェリカ」を指揮してデビュー。当初より、オペラとシンフォニー・コンサートの両方を視野において指揮活動を開始した。1963年より読売日響副指揮者。1964年度外国人記者賞(東京)を受賞したのち、1965年に米国に留学。翌1966年、ミトロプーロス国際指揮者コンクール(ニューヨーク)第4位に入賞し、ニューヨーク・フィルを指揮。この際に、フリーデリンド・ワーグナーに見出され、同年および翌年夏のバイロイト音楽祭マスタークラスに参加。カール・ベーム指揮/ヴィーラント・ワーグナー演出の「ニーベルングの指環」、「トリスタンとイゾルデ」を体験するほか、練習ピアニストや副指揮等としても参加した。
1967年からドイツに活動の場を移し、ブレーメン歌劇場専属指揮者兼コレペティトアとなり、「さまよえるオランダ人」「オルフェオとエウリディーチェ」「魔笛」「蝶々夫人」「アイーダ」他オペレッタなどを指揮。1969年には第1回カラヤン国際指揮者コンクール(ベルリン)で第4位に入賞。1970年から1973年までマンハイム市立歌劇場、1973年から1975年までハンブルク歌劇場、1977年から1978年までレーゲンスブルク市立歌劇場に指揮者兼コーチとして籍をおいた。
1971年、日本人初のバイロイト音楽祭音楽助手に正式に就任。現在に至るまで、バイロイト音楽祭音楽助手チーフを務めている。
1972年、スペイン・バルセロナ歌劇場で「さまよえるオランダ人」「ワルキューレ」を指揮し、シーズン最高指揮者賞(バルセロナ)を受賞。同年、東京において二期会「ワルキューレ」日本人初演を指揮して、芸術選奨文部大臣新人賞(東京)を受賞。国内では、以降77年まで二期会客演指揮者として「タンホイザー」ほかモーツァルト等のドイツ・オペラを指揮。また、1972年〜76年、読売日本交響楽団指揮者。1980年代中頃より日本での演奏活動を再開、数々のオペラを指揮するほか、各主要オーケストラに客演。1993年〜98年、名古屋フィルハーモニー交響楽団常任指揮者。
1997年より東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の常任指揮者に就任。現在、エンスヘデ市立音楽院オーケストラ顧問、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者、関西フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者。第32回(2000年度)サントリー音楽賞受賞。
日本におけるオペラ活動は、ワーグナーに特筆すべきものがあり、2000年から開始した東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の「ニーベルングの指輪」チクルスや2000年10月の、関西二期会公演・ワーグナー「パルジファル」の成功は、ワーグナー指揮者としての飯守の評価を高めたものである。その他ワーグナーでは名古屋フィル時代の第200回定期演奏会、ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」(抜粋・演奏会形式)、楽団創立30周年記念演奏会(名古屋・東京)なども評価が高い。新国立劇場では2000年11月のバルトーク「青ひげ公の城」(G.フリードリヒ演出)にて密度のある演奏を披露した。
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
1991/9/23-24 | モーツァルト | 後宮からの逃走 | 日生劇場 | ニッセイオペラシリーズ91 | ニッセイモーツァルト記念オーケストラ | |
1991/9/28,30 | モーツァルト | イドメネオ | 日生劇場 | ニッセイオペラシリーズ91 | 東京フィルハーモニー交響楽団 | |
1996/11/22-24 | モーツァルト | 魔笛 | 新宿文化センター | 東京二期会オペラ劇場 | 新星日本交響楽団 | |
2000/9 | ワーグナー | ラインの黄金 | 東京文化会館 | 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 | 字幕付原語上演 | 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 |
2000/10/7-8 | ワーグナー | パルジファル | 尼崎アルカイックホール | 関西二期会 | 字幕付原語上演 | 京都市交響楽団 |
2000/11/24,26,27,29 | バルトーク | 青ひげ公の城 | 新国立劇場中ホール | 文化庁芸術祭執行委員会/新国立劇場 | 字幕付原語上演 | 新星日本交響楽団 |
2001/9/1 | ワーグナー | ワルキューレ | 東京文化会館 | 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 | 字幕付原語上演 | 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 |
家田厚志(いえだあつし、1955-)
神戸生まれ。大阪追手門大学心理学科(音響心理学専攻)卒業。音響心理学を加藤徹、指揮を山岡重信氏に師事。1980年より、二期会、ステファノ・オペラ劇場などの指揮者として活動を開始した。1988年4月、劇団四季において、「オペラ座の怪人」の日本初演を指揮。1994年〜1996年、中国・上海放送交響楽団常任指揮者。現在、上海交響楽団首席客演指揮者。
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
1998/5/17 | モーツァルト | フィガロの結婚 | 三鷹市芸術文化センター風のホール | オペラアンサンブル・ヴィヴァーチェ | 日本語上演 | オペラアンサンブル・ヴィヴァーチェ |
1999/11/28 | ハイドン | 月の世界 | 千代田区公会堂 | オペラ・アンサンブル・ヴィヴァーチェ | 日本語 | オペラ・アンサンブル・ヴィヴァーチェ |
2000/12/9 | シュトラウス,ヨハン | こうもり | 三鷹市公会堂 | オペラ団獅子座の星 | オーケストラ・レグルス | |
2002/3/30 | モーツァルト | ドン・ジョヴァンニ | 三鷹市公会堂 | オペラ団獅子座の星 | 日本語上演 | オーケストラ・レグルス |
池辺晋一郎(いけべしんいちろう、1943-)
茨城県水戸市生まれ。作曲家。東京芸術大学音楽学部作曲科を経て、71年同大学院研究科修了。作曲を池内友次郎、矢代秋雄、島岡譲、三善晃らに師事。オペラ作品に、「死神」(ザルツブルグ・テレビ・オペラ祭優秀賞、1971)、「もがりぶえ」(イタリア放送協会賞、1976)、「耳なし芳一」(1982)、「おしち」(1995)などがある。オペラの指揮は自作の演奏のみである。
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
1993/5/8 | 池辺晋一郎 | 耳なし芳一 | 新宿文化センター | ニュー・オペラ・プロダクション | 日本初演 | 東京コンサーツ |
1995/2/26 | 池辺晋一郎 | 耳なし芳一 | 松江市総合文化センター | 松江市民オペラ | 松江ブラバアンサンブル | |
1995/12/2 | 池辺晋一郎 | おしち | 駒ヶ根市文化センター | こまがねオペラ第二弾 | 初演 | 金井紀子(pf) |
1995/12/3 | 池辺晋一郎 | おしち | 駒ヶ根市文化センター | こまがねオペラ第二弾 | 初演 | 金井紀子(pf) |
2001/3/4 | 池辺晋一郎 | 耳なし芳一 | なかのZEROホール | ニューオペラプロダクション | 日本フィルハーモニー交響楽団メンバー |
井崎正浩(いざきまさひろ、1960-)
福岡県出身。福岡教育大学音楽科卒業。同大学在学中にオーストリア国立ウィーン音楽大学(オーケストラ指揮科・合唱指揮科・作曲科)に文部省派遣留学。東京学芸大学大学院(作曲・指揮法講座)修了。指揮法を故安永武一郎、故カール・エスターライヒャー、ギュンター・トイリング、湯浅勇治、故遠藤雅古、伊藤栄一の各氏に師事。1995年5月のブダペスト国際指揮者コンクールに優勝して以来、ハンガリーと日本とを行き来しながら指揮活動を行っている。
コンクールで優勝後、ハンガリー国立ブダペスト・オペレッタ劇場に招かれてレハール作曲「メリー・ウィドゥ」を指揮してデビュー、96年、97年の同劇場の日本公演に同行したほか、同劇場との録音(カールマンの「サーカスの女王」、レハールの「ジプシーの恋」)もある。日本デビューは96年1月に東京シティ・フィルのニューイヤー・コンサート。それ以来、読売日響、日本フィル、新日本フィル、東フィル、神奈川フィル、群馬響、九州響で客演している。現在のポストは、ハンガリー・サヴァリア交響楽団芸術監督兼首席常任指揮者、ハンガリー国立・ブダペスト・オペレッタ劇場客演指揮者、日本フィルハーモニー協会合唱団常任指揮者。
日本でのオペラ活動は、上記のハンガリー国立ブダペスト・オペレッタ劇場の日本公演の他、日本オペレッタ協会での演奏が多い。
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
1996/1/11 | レハール | メリー・ウィドゥ | 福岡シンフォニーホール | ハンガリー国立ブタペスト・オペレッタ劇場 | 字幕付ハンガリー語上演 | 国立ブタペスト・オペレッタ劇場管弦楽団 |
1996/9/20-23 | シュトラウス,ヨハン | こうもり | 北とぴあ・さくらホール | 日本オペレッタ協会 | 日本語上演 | 日本オペレッタ協会管弦楽団 |
1996/10/5 | シュトラウス,ヨハン | こうもり | よこすか芸術劇場 | 横須賀シアターセンター | 日本語上演 | 日本オペレッタ協会管弦楽団 |
1997/1/12 | シュトラウス,ヨハン | こうもり | 新潟市音楽文化会館 | 日本オペレッタ協会 | 日本語上演 | 日本オペレッタ協会アンサンブル |
1997/6/26,28 | レハール | メリー・ウィドゥ | オーチャードホール | ハンガリー国立ブタペスト・オペレッタ劇場 | 字幕付ハンガリー語上演 | |
1998/2/21,22 | リンケ | フラウ・ルナ | 新国立劇場中劇場 | 日本オペレッタ協会 | 日本オペレッタ協会管弦楽団 | |
1998/10/1-3 | レハール | 微笑みの国 | 北とぴあさくらホール | 日本オペレッタ協会 | 日本オペレッタ協会管弦楽団 | |
1999/1/15 | シュトラウス,ヨハン | こうもり | 横浜みなとみらいホール | 横浜オペレッタ | 字幕付 | 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 |
2001/10/20,21 | プッチーニ | ラ・ボエーム | 神奈川県民ホール | 第11回神奈川オペラフェスティバル | 東京ニューシティー管弦楽団 |
石井和彦(いしいかずひこ、1952-)
1975年東京音楽大学器楽科ホルン専攻を卒業、パシフィックウエスタン大学大学院を修了。4年間ホルン奏者として広島交響楽団に在籍、その間九州交響楽団他各オーケストラで活動する。退団後、指揮を汐澤安彦、黒岩英臣の各氏に師事。1989年より2年間ウィーン大学音楽学科に在籍、同時にウィーン国立フォルクスオペラ劇場にてルドルフ・ビーブルにオペラ指揮法を学ぶ。 1996年より再度1年間ウィーンにてビーブルに師事した。現在、山口短期大学教授、ジャパン・チェムバー・フィルハーモニー指揮者。
ヨーロッパでの指揮活動もあり、1997年にはルーマニア国立放送室内管弦楽団、1998年にはスメタナ室内合奏団の日本公演で指揮をしている。国内の活動は中国地方中心。オペラの指揮も広島で行っている。
石井和彦の主なオペラ演奏
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
1993/11/23,24 | レハール | メリー・ウィドゥ | 野薔薇座 | 野薔薇座 | 日本語上演 | 野薔薇座アンサンブル |
石多エドワード(いしだえどわーど、1947-)
1947年9月21日大阪市に生まれる。父はフィリピンで出生した日本人、母はスペイン系フィリピン人。1970年武蔵野音楽大学声楽科卒業。在学中、作曲を平井康三郎他に師事。現在東京オペラ協会代表・芸術監督。有名オペラ作品の翻案作品の公演(東京山谷の夢物語にした「カルメン」、ミュージカル化した「魔笛」(魔法の笛と鈴)、歌舞伎オペラ化した「フィガロの結婚」といった作品)と創作歌劇の台本執筆・制作・指揮を行う。彼が台本を書いた作品としては、柴田南雄の「忘れられた少年-天正遣欧少年使節」(1990)や、呂遠作曲日中合作歌劇「蓬莱の国-徐福伝説」がある。
石田エドワードの主なオペラ演奏
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
1996/4/27,28 | 柴田南雄 | 忘れられた少年-天正遣欧少年使節 | 東京芸術劇場中ホール | 東京オペラ協会公演 | 東京オペラ協会管弦楽団 | |
2000/12/2,5,7,8 | 呂遠 | 日中合作歌劇「蓬莱の国-徐福伝説」 | 愛知、東京、奈良、京都 | 日中合作歌劇 | 中国古代楽器オーケストラ・他 |
石原利矩(いしはらとしのり、1942-)
フルート奏者。フルートを林リリ子、小泉剛、高橋安治各氏に師事。1964年、国立音楽大学卒業。同年NHK交響楽団に入団、82年まで在籍。その間1966年にウィーン留学。現在国立音楽大学講師。青山フルートインスティテュート主宰者。永年フリードリッヒ・クーラウの作品研究を続け、フルート曲以外にも本邦初演を含め数多くの作品を紹介している。インターナショナル・フリードリヒ・クーラウ協会理事長。オペラの指揮は本職ではないが、クーラウのオペラ「ルル」の日本初演で指揮台に立った。
石原利矩のオペラ演奏
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
2000/3/26 | クーラウ | ルル | 東京オペラシティ・コンサートホール | フリードリヒ・クーラウ作曲 オペラ『ルル』演奏会形式(もう一つの魔笛) | 日本初演、演奏会形式 | 東京ニューシティ管弦楽団 |
磯部省吾(いそべしょうご、1956-)
1956年、大阪生まれ。1980年、愛知教育大学研究科を終了。同年、桐朋学園大学(指揮専攻)へとすすみ、堤俊作に師事。在学中よりコンサート活動のほか、オペラ、バレエの副指揮をつとめる。1985年、東京バレエ団公演「くるみ割り人形」を指揮してデビュー。現在、札幌交響楽団、山形交響楽団、群馬交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、新星日本交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、ニュー・フィルハーモニー千葉、関西フィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団、九州交響楽団などに客演しているほか、劇場音楽の分野でも活躍している。特にバレエ音楽では、日本バレエ協会、牧阿佐美バレエ団など、我が国を代表するバレエ団の公演においてもしばしば指揮している。オペラは、1990年6月の「オペラ・クリエーション・イン青山」公演、プロコフィフ作曲「三つのオレンジへの恋」でデビューしている。現在、日本指揮者協会会員。
磯部省吾のオペラ演奏
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
1990/6/30,7/1 | プロコフィエフ | 三つのオレンジへの恋 | 青山円形劇場 | オペラ・クリエーション・イン青山 | 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 |
出田敬三(いでたけいぞう、1955-)
1955年生まれ。国立音楽大学作曲科、ウィーン国立音楽大学作曲科卒業、ウィーン市立音楽院指揮科修了。83年には「笹川賞」、92年にはアメリカ・モンタナ州ボーズマン市の「名誉市民証」をそれぞれ受賞。オーストリア現代音楽週間、アメリカ・カーネギーホールなど国内外で多数の作品を発表している。オペラ作品として、「細川ガラシア」(1989)があり、オペラの指揮としては、同作を指揮する他、熊本県民オペラで指揮台に立っている。現在、平成音楽大学学長。日本作曲家協議会会員。日本現代音楽協会会員。日本音楽著作権協会正会員。日本童謡協会会員。
出田敬三の主なオペラ演奏
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
1989/1/27 | 出田敬三 | 細川ガラシャ | 簡易保険ホール | 熊本音楽短期大学/熊本オペラ芸術協会 | 改訂(熊本県民オペラ版)・初演 | 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 |
1991/6/22-23 | ビゼー | カルメン | 熊本県立劇場演劇ホール | 熊本県民オペラ | 九州交響楽団 | |
1993/9/4,5 | 出田敬三 | 細川ガラシャ | 熊本県立劇場演劇ホール | 熊本オペラ芸術協会10周年公演 | 熊本交響楽団 | |
1995/6/10,11 | モーツァルト | 魔笛 | 熊本県立劇場 | 熊本県民オペラ | 熊本音楽短期大学管弦楽団 | |
1999/10/29,30 | 出田敬三 | 細川ガラシャ | 熊本県立劇場演劇ホール | 熊本県民オペラ | 熊本音楽短期大学管弦楽団 |
伊東乾(いとうけん、1965-)
東京生まれ。東京大学理学部物理学科、同大学院理学系研究科物理学専攻修士・博士課程を経て、東京大学大学院 総合文化研究科 超域文化科学専攻博士課程修了、現在東京大学大学院情報学環学際情報学府助教授。作曲家にして指揮者。主な作品に「マルセル・デュシャンとジョン・ケージによる能オペラ「邯鄲」」、「ダイナモルフィア」など。主なオペラ演奏に松平頼則《モノオペラ「源氏物語」》世界初演がある。
伊東乾の主なオペラ演奏
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
1995/4/18 | 松平頼則 | モノオペラ源氏物語 | 武生市文化センター | 紫式部越前国府来遊千年プレイベント | 世界初演 | 東京オーケストラルスクエア |
稲田康(いなだやすし、1949-)
京都生れ。1972年に京都市芸術大学音楽学部指揮科を卒業、1973年ウイーン国立アカデミーに留学。指揮をハンス・スワロフスキー、伊吹新一、外山雄三、森正、山田一雄の客氏に、作曲をフリードリッヒ・ノイマンに、現代音楽をカール・オルフに学んだ。帰国後は、オーケストラ(新日本フィルハーモニー交響楽団、東京ユニバーサルフィルハーモニー管弦楽団ほか)、オペレッタ(日本オペレッタ協会)、ミュージカル(「アニー」「ミスターアーサー」「ベルサイユのバラ」)、現代邦楽、市川猿之助スーパー歌舞伎の音楽などに参画した。
日本でのオペラ活動は、日本オペレッタ協会の音楽監督として、オペレッタ協会上演オペレッタの指揮を担当することが多い。
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
1994/3/22-27 | シュトルツ | 春のパレード | 日暮里サニーホール | 日本オペレッタ協会 | オペレッタアンサンブル | |
1994/10/6-9 | ツェラー | 小鳥売り | 北とぴあ・さくらホール | 日本オペレッタ協会 | 日本オペレッタ協会管弦楽団 | |
1995/5/16-21 | オッフェンバック | ラ・ヴィー・パリジェンヌ(パリの生活) | 日暮里サニーホール | 日本オペレッタ協会 | 日本初演(フィルゼンシュタイン版) | 日本オペレッタ協会アンサンブル |
1996/3/5-10 | ベルテ,ハインリッヒ | シューベルトの青春 | 日暮里サニーホール | 日本オペレッタ協会 | 日本初演・日本語上演 |
稲葉茂(いなばしげる)
井上一清(いのうえかずきよ)
井上宏一(いのうえこういち)
井上道義(いのうえみちよし、1946-)
東京都出身。桐朋学園にて指揮を齋藤秀雄に学ぶ。1971年グィド・カンテルリ指揮者コンクールに優勝し、1972年セルジュ・チェリビダッケ主催の講習会にて1位を獲得、1976年日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会で日本デビューした。1977〜1982年ニュージーランド国立交響楽団音楽監督。1983〜1988年小澤征爾の後任として新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督を勤めた。1990〜1998年京都市交響楽団音楽監督兼常任指揮者。2000年9月より新日本フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者。1993年クーベリックの代役としてシカゴ交響楽団定期公演に登場、翌年も再び招かれマーラーの9番と4番を演奏した。ロンドンのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を定期的に指揮、マーラーの交響曲の録音も行った。その他ベルリン、ハンブルク、シュトゥットガルト、バーデン・バーデンの各放送交響楽団、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、フランス国立管弦楽団、スカラ・フィルハーモニー管弦楽団、レニングラード交響楽団、ハンガリー国立管弦楽団等へも客演している。
オペラ指揮者としては、1984年藤原歌劇団「蝶々夫人」を指揮してデビュー。以来、コルンゴルドのオペラ「死の都」日本初演など数多くのオペラを指揮している。
井上道義の1989年以降の主なオペラ演奏
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
1989/2/21-24 | ヴェルディ | 運命の力 | 東京文化会館 | 東京二期会オペラ劇場 | 原語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 |
1992/11/26 | ロッシーニ | セヴィリアの理髪師 | 京都会館第一ホール | 京都市交響楽団 | 京都市交響楽団 | |
1993/2/6,8,10,12 | プーランク | 人間の声 | アートスフィア | アートスフィア | ||
1995/3/10-11 | ブリテン | ねじの回転 | しらかわホール | しらかわホール | 東海チャンバーソロイスツ | |
1999/4/14-17 | プッチーニ | トゥーランドット | オーチャードホール | Bunkamuraオペラ劇場1999 | 字幕付原語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 |
1999/4/30 | プッチーニ | トゥーランドット | 大分県立総合文化センター | 大分県立総合文化センター開館事業 | 字幕付原語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 |
2000/4/14-16 | プッチーニ | トゥーランドット | オーチャード・ホール | Bunkamuraオペラ劇場2000 | 字幕付原語上演 | 東京フィルハーモニー管弦楽団 |
2001/4/20-22 | プッチーニ | トゥーランドット | オーチャードホール | Bunkamuraオペラ劇場2001 | 字幕付原語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 |
2002/9/12,14 | リヒャルト・シュトラウス | ナクソス島のアリアドネ | すみだトリフォニーホール | 新日本フィルハーモニー交響楽団 | 演奏会形式 | 新日本フィルハーモニー交響楽団 |
井村誠貴(いむらせいき、1971-)
1994年大阪音楽大学コントラバス科卒業。指揮をウィーン国立音楽大学の湯浅勇治氏、松尾葉子、広上淳一、辻井清幸に師事。在学中よりオペラ指揮者と して各地で研鑽を積み、これまでに菊池彦典、岩城宏之、星出豊、秋山和慶、 手塚幸紀、大町陽一郎、広上淳一、牧村邦彦、飯森範親、阪哲朗らの指揮者のもとで、アシスタント・コンダクターとして多くの公演に 携わった。主にザ・カレッジ・オペラハウス、関西ニ期会、 喜歌劇楽友協会など関西を中心に活動をしている。
井村誠貴の2001年以降の主なオペラ演奏演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
2001/12/8,9 | フンパーディンク | ヘンゼルとグレーテル | けいはんなプラザ | 舞台芸術トレーニングセンター | オリジナル日本語上演 | PATアンサンブルオーケストラ |
2001/12/15,16 | ヨハン・シュトラウス | こうもり | 森ノ宮ピロティホール | 喜歌劇楽友協会 | 日本語上演 | エウフォニカ管弦楽団 |
2002/2/24 | モーツァルト | フィガロの結婚 | 新島記念講堂 | 同志社女子大学 | 同志社女子大学 | |
2002/12/7,8 | レハール | メリー・ウィドウ | 森ノ宮ピロティーホール | 喜歌劇楽友協会 | 日本語上演 | エウフォニカ管弦楽団 |
岩城宏之(いわきひろゆき、1932-)
東京芸術大学音楽部打楽器科卒業。在学中(1954年)にNHK交響楽団副指揮者となり、56年チャイコフスキー「悲愴」を指揮してデビュー。
60年N響と世界一周演奏旅行を行い、63年N響指揮者、69年N響正指揮者.62年チェコ国立放送交響楽団を指揮してヨーロッパのオーケストラにデビュー。ベルリン・フィル、ウィーン・フィルをはじめとする国内外の主要オーケストラを常時客演指揮し、国際的な演奏活動を行っている。
74年メルボルン交響楽団首席指揮者就任、87年桂冠指揮者の称号を受けた。94年メルボルンに岩城の名を冠した「イワキ・ホール」がオープン、98年には25周年を祝う演奏会も開催された。87年、94年には同団を率いて、日本演奏旅行も行った。
国内においては、88年オーケストラ・アンサンブル金沢の設立に尽力し、発足とともに音楽監督に就任した。現在上記の他、札幌交響楽団終身桂冠指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督、京都市交響楽団首席客演指揮者、東京混声合唱団音楽監督、石川県立音楽堂芸術総監督、くらしき作陽大学音楽最高顧問理事。
受賞歴も豊富で92年、95年レコードアカデミー賞、87年中島健蔵音楽賞、88年第19回サントリー音楽賞、91年日本エッセイストクラブ賞、93年放送文化賞、オーケストラ・アンサンブル金沢とともに、94年飛騨古川音楽大賞、95年出光音楽大賞、96年紫綬褒章、02年日本芸術院 恩賜賞
オペラ演奏は、指揮活動の中心ではないが、黛敏郎のオペラ「金閣寺」の日本初演を手がけるなどをしている。
岩城宏之の1991年以降の主なオペラ演奏
演奏日 | 作曲家 | 作品名 | 演奏場所 | 演奏会名称など | 演奏の内容 | 演奏団体 |
1991/3/6,8 | 黛敏郎 | 金閣寺 | オーチャード・ホール | 東京コンサーツ | 日本初演/字幕付きドイツ語上演 | 東京フィルハーモニー交響楽団 |
1993/9/13 | モーツァルト | フィガロの結婚 | 金沢市観光会館 | オーケストラ・アンサンブル・金沢 | オーケストラ・アンサンブル・金沢 | |
1997/11/3 | モーツァルト | 魔笛 | 金沢市観光会館 | 文化庁芸術祭石川公演 | オーケストラ・アンサンブル金沢 | |
1997/11/27,29 | 黛敏郎 | 金閣寺 | ザ・カレッジ・オペラハウス | 字幕付原語上演 | オペラハウス管弦楽団 | |
1998/7/15 | チマローザ | 秘密の結婚 | 紀尾井ホール | 東京室内歌劇場 | 字幕付原語上演 | 東京室内歌劇場アンサンブル |
1999/9/3,5 | 黛敏郎 | 金閣寺 | 東京文化会館 | 字幕付ドイツ語上演 | オペラハウス管弦楽団 | |
1999/12/5 | 黛敏郎 | 金閣寺 | びわ湖ホール | びわ湖ホール | 字幕付ドイツ語上演 | オペラハウス管弦楽団 |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||