NHK交響楽団定期演奏会を聴いての拙い感想-2017年(前半)

目次

2018年01月12日 第1876回定期演奏会 広上 淳一指揮

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2018年01月12日 第1876回定期演奏会
指揮:広上 淳一

曲目: バーンスタイン スラヴァ!(政治的序曲)
  バーンスタイン セレナード(プラトンの「饗宴」による)
      ヴァイオリン独奏:五島 龍
  ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 ニ短調 作品47

オーケストラの主要なメンバー(敬称略)
コンマス:伊藤、2ndヴァイオリン:客演(都響の双紙正哉さん)、ヴィオラ:川本、チェロ:藤森、ベース:西山、フルート:甲斐、オーボエ:茂木、クラリネット:伊藤、ファゴット:宇賀神、ホルン:福川、トランペット:長谷川、トロンボーン:新田、チューバ:客演(東京フィルの荻野晋さん)、ティンパニ:久保、ハープ:早川、ピアノ/チェレスタ:客演(フリー奏者の梅田朋子さん)、サクソフォーン:客演(
フリー奏者の杉原幸正さん)、エレキギター(フリー奏者の佐藤紀雄さん)

弦の構成:セレナード:10-10-8-6-5、その他:16型

感想

 2018年は、バーンスタインの生誕100年のメモリアル・イヤーです。バーンスタインは申し上げるまでもなく20世紀を代表する作曲家であり、指揮者でもありました。広上淳一は年頭のN響定期演奏会でこのバーンスタインゆかりの三曲を取り上げました。前半は彼の作品。後半は指揮者としてのバーンスタインが最も得意としていた一曲であるショスタコーヴィチの五番です。

 今回の前半に演奏された二曲は、バーンスタインの主要作品の一つという位置づけのようですが、わたしは初めて聴きました。

 「スラヴァ」はロストロポーヴィチがワシントン・ナショナル交響楽団の音楽監督に就任したことを祝って作曲され、ロストロポーヴィチの指揮によって初演されています。録音テープやオーケストラ団員のシャウトも入るクラシック音楽らしからぬ一曲ですが、お祝いのために作曲された作品らしく明るい華やかな曲です。録音テープを使う部分は、オリジナルを借用してきたようで、昔のラジオを聞いているような感じで、時代を感じました。演奏は面白かったです。広上淳一の歌謡性がこの曲にマッチしているのだろうと思いました。

 「セレナード」はバーンスタインの作品の中では比較的有名なものらしいですが、わたしは初聴です。「セレナード」と書いてありますが、正式名称は、『ヴァイオリン独奏、弦楽、ハープと打楽器のためのセレナード(プラトンの『饗宴』による)』(Serenade for Solo Violin, Strings, Harp and Percussion (after Plato's "Symposium") )というそうです。ソリストは五島龍。姉の五島みどりも得意としている一曲ですが、今回は弟がソロ。作品としてはバルトークの「弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽」を彷彿させるところもありますが、バーンスタインらしくジャジーな部分もあり、楽しく聴けました。なお、かなり小編成のオーケストラで伴奏を着け、セレナード的にピアノ基調に演奏されましたが、楽想的にはもっとダイナミズムを明確にして、大きな音で演奏したほうが曲の良さがより伝わるのではないかと思いました。

 最後は、ショスタコーヴィッチの5番。素晴らしい演奏でした。オーケストラが整然と音楽をドライブし、その中に指揮者の求める歌謡性がしっかり出ていました。また楽章ごとの対比も明確でしたし、楽章内でのショスタコーヴィッチの遊びもしっかり見えて、楽しめました。N響の実力と指揮者の実力とがうまく噛みあった演奏と申し上げます。年頭から素敵な演奏を聴かせていただきました。満足です。

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